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新潟胎内をめいっぱい堪能させられた稲刈りツアー

10月の連休、ひょんなことから
LAWSONさん主催の稲刈りツアーに参加してきました。
行先は新潟県胎内市。



もう味わいきれないくらい
これでもか!という程に新潟を堪能してきました。



まずは早速稲刈りに


新幹線で新潟に移動したら早速稲刈りに田んぼへ。
なんだか向かってる途中雲行きがあやしかったりしたんですが
特にくずれることもなく、寒くもなくいい感じ。



バスガイドさんの新潟豆知識を流し聞きながら
ついたのがLAWSONさんと契約されてる農家の方の田んぼ。


ん?
そこになんだか旗をもった明らかに
雰囲気がちがう人物(?)が。



コメパンマンだー!!



なんとコメパンマン (c)やなせたかし が、
ツアー一行を出迎えてくれました。
参加者全員で写真撮りまくり。
同行してくれてたJAの人も、あまりの喜びように若干引き気味。



と、まぁコメパンマンの出現によって
当初の目的を見失いつつも、今回のメインイベント
「稲刈り」をいよいよ行うことに。
軍手と鎌を渡されて、農家の人にお手本を見せてもらってから
さっそく刈り開始!




農家の人は皆さんサクッサクッと
手際よく刈っていく中、参加者一同ザクザクザクッと
一株に三回ほど手間をかけつつも刈り進めます。
そして中の方に進むにしたがって、
地面がどんどんぬかるんでいくので、だんだんと泥だらけに。
特に今回「こんな恰好してきてください」という説明もなかったので
無難に長袖長ズボンだったけど、あれはやっぱり長靴がほしいなと思いました。



ある程度まで刈ったところで体験は終了。
田んぼ一面手で刈ると大変そうだなぁと
思っていたら、やっぱり途中までで終了でした。
そして新潟産コシヒカリで作ったおにぎりと、
手作り豚汁をもらい、まったりお昼ご飯。



その傍らで田んぼの持ち主さんが、稲刈り機でゴンゴン刈ってました。
まぁだいぶ穂が垂れ下がってたので、収穫ギリギリまで
待っていただいていたんだとおもいます。ありがたい。




新潟が誇る日本酒「王紋」の酒造見学


新潟といったらお米。お米といったら日本酒。
そんな新潟のおいしいお米から作られたおいしい日本酒「王紋」を
製造している市島酒造さんの見学へ。



本当は酒造見学はツアーになかったのですが
予定していた地引網が残念ながらこの日、海がほどほどに
荒れていたようで、できなくなってしまって
その代わりに酒造見学となりました。
むしろ酒造と聞いて喜ぶ参加者一同。
あ、ちなみに今回ツアーは女性限定でした。





さて、わくわくしながらバスで移動して酒造に到着。
この日は土曜日だったので、実際に作ってるところは
お休みで見られなかったんですが、昔ながらの日本酒を造る道具や
代々伝わる貴重な食器などなどを見させていただきました。
かもすぞ〜。



そしてそしてお待ちかねの試飲タイム!
市島酒造さんで造られているほぼ全ての日本酒を出していただき
もうどんどん呑んで!と勧められ、みんな勧められるがままに呑みまくり。
日本酒で造られた梅酒とか、古酒とかもあって、色んな日本酒が楽しめました。
個人的にはやっぱり大吟醸が一番好きかなー。



そういえば行った後に知ったんですが
昔お父さんが市島酒造に営業に行ってたらしく
酒造の写真見せたら懐かしがってました。
そんな父には生酒をお土産に。



みんなでわいわいお芋ほり


稲刈りツアーって名前のわりには
稲刈り部分はあっという間に終わってしまいましたが
まだまだツアーは続きます。


お次はお芋ほりです。
お芋ほりとか幼稚園以来です。
何年ぶりでしょうか。



畑にそって一列にならんで、1人3株掘り起こしました。
ポキッと折れちゃわないか心配で、かなり慎重に掘り起こしてたら
結構遅くなっちゃったんですが、無事にもりもりとさつまいもゲット。
途中でムカデと地味な争いを繰り広げていたのは内緒です。



でもこういう畑あったら大変そうだけど
楽しそうだなぁと思ったり。根性ないので1人だとむりだけど。



ちょっと寄り道


次の予定までちょっと時間があるということで
地引網が中止になっちゃって行けなかった海に寄り道してもらうことに。


うみだーーー!



日本海の荒波と潮風が身体にビシビシとあたります。
風力発電があるくらいなんで、風に定評があるのでしょう。
しかしこんな自然の猛威ふるう中、地元民であろうご家族が
海遊びしていました。さすが地元民。




至れり尽くせりBBQ


本日の締めはBBQ。
おいしいお米のおにぎりと、さっき掘ったお芋と
地元の皆さんが準備してくれたおいしい食材とで
ぶどうの木の下でBBQです。



え?ぶどうの木?



そうです。
広大なぶどう畑のその中に、何故かBBQのセッティングがされていて
そこでBBQをいただきました。
ぶどうの木の下でBBQをするのは後にも先にもこれが最初で最後かもしれません。





大量に用意された野菜とお肉。
それを焼いていると次々配られるおにぎり。
そしてどんどん出てくる日本酒。
とれたてのおいしいぶどう。
ここはどこの桃源郷だ?



まだコップにお酒が入っているのに
次々と新しいお酒が出されて
あれよあれよという間につがれて
もうだんだんわけがわからなくなってきました。
ご飯も「まだ足りないですよね?」と
気遣いしていただけるのはとってもありがたいんですが
どう考えてももう満腹デス。



そしてぶどう園の社長さんもBBQに入ってきてくれて
そこにまたお酒やらぶどうやら追加されて、
酒池肉林とはこのことなんだなと悟りました。



帰りにはそこらへんのぶどう取って持ってっていいよと
気前よくみんなにぶどうを配ってくれました。
社長さすがです。



本日のお宿は胎内アウレッツ館


BBQも終わり本日泊まる胎内アウレッツ館に移動。
こちらの施設はホテルというよりも、どちらかというと
少年自然の家的なノリにちかいです。
ふとんとかも自分で敷いたりします。
あと部屋だとiPhone通じません。



もうなんだかんだで色んな予定をこなしたので
ここらでもう温泉つかってゆっくりしよう。
と思ってたら、本日最後のイベントが待っていました。



胎内天文台で月面観測


アウレッツ館からバスで少しのところに天文台があり
そこへ星空観察をしに行きました。
実は天文台に来てちゃんと観察したの初めてです。


この日は十三夜だったので、月灯りがとても明るくて
逆に他の星は見づらいのだとか。月すごい。



そんなわけでまずは月面観測。




ちなみにこの写真はiPhoneで撮りました。
天文台のおじちゃんが
「望遠鏡にカメラのレンズをつければ写真が撮れるよ」というので
みんなで必死になって望遠鏡とカメラの角度を調整。
なんとかうまいこと角度があうと、普通の携帯でも
こんな写真が撮れるようです。


その次が木星。
木星のが距離あるので、あんまりキレイに撮れなかったんですが
雰囲気だけでも、こんなかんじ。



木星の周りに4つの衛星があって、
木星を中心に5つの星が並んで見えました。


そして次に見たのが冥王星。
セーラームーンネタで一瞬話題が盛り上がり
みんなわりと年が同世代なことが発覚。
冥王星はさらに遠いので、もううすぼんやりしか
わからないですが、なんとなく青っぽいのが冥王星です。



セーラープルートだったかな。


そして最後に屋上に上って肉眼で星観察。
星を見るなら新月のときがおすすめなのだそうです。
まさか月があんなに明るいなんて思いもいなかった。




野草摘みつつピザこねつつ


温泉に入り早々に寝て、翌日。
朝ごはんを食べたら野草を摘みにでかけました。



「野草を食べる会」なる方々の引率で、
施設周辺にはえている食べられる野草をもりもり摘みました。
たぶん教えられなかったら絶対食べないです。




摘んだ野草は洗って米粉ピザの具にします。
というわけでピザ作りです。



米粉をこねこねして、テキトーに丸くして
とってきた野草を散りばめてフライパンで焼き上げます。
花を食べるときは、花びらだけにした方がいいっぽいです。



そうしてピザが焼きあがるのを待っている間に
野草のてんぷらを作ったり、特製笹寿司におどろいたりと
またおいしいものフィーバーな状態です。
あと昨日掘ったのの焼き芋と、デザートに米粉の生どらやき。
そして野草のお茶とでランチが完成。
いやもうランチの量じゃない。



米粉のピザはもっちもちのパリパリで
個人的にはものすごく好きな食感でした。
やっぱり日本人にはお米なんだな。


でもさすがにいろいろありすぎて
食べきれなかったので、どらやきと笹寿司はお持ち帰り。
家に帰っておいしくいただきました。



というわけで、なんだか食べ続け飲み続けた
おいしい新潟ツアーもこれにて終了。
とにかくわかったのは「新潟おいしい!」ということ。
ツアーだったので、あっという間にまわっちゃったところも
また個人できてのんびり見て周りたいです。


今回おいしいお米や日本酒やさつまいもや野草や米粉を
いただいた新潟の方たち、本当にありがとうございました!
またぜひよろしくお願いします!(笑