akuyan to

イベント/旅行/デザイン/おいしいもの...

二子新地でBBQをするときは、明るい時間に川から離れてやってね!

夏ですね!(終わりかけ
夏といえばBBQですね!(そんなにやってない



多摩川の目の前に住む者として、BBQといえば多摩川でと相場が決まっているのですが、多摩川と一口に言ってもなかなか広いわけでして。その中で特に有名な二子新地でのBBQを数年ぶりにやってきたので、今昔について考えてみます。




自分が以前に二子新地でBBQをやったときは、まだ無料でできるときでした。
無料でできるときっていうか、そもそも普通の川なので、特に誰かが常に管理してるとかなかったんですよ。
(正確には多摩川は市とかの管轄なのですが、川にかかる線路の下はその線路の会社の管轄になるので、その箇所だけフリー状態でした)



なので今回有料になってから初めて行って、こんなに変わったんだってびっくりしたというところと、どれだけ「有料」になってしまうまでに近隣の人や市の人が大変な思いをしたのかと思うと、色々複雑な気分でした。




まず二子新地に着いて驚いたのは駅のキレイさ。いつの間にこんなにキレイに…!
そんな駅から歩いて徒歩5分ほどで川べりに着きます。
川べりについてまた驚いたのが、土手の整備され加減。
土手に上り下りしやすい大きい階段できてるし、キレイな水道ついてるし、駐車場あるし…っていうか、その向こうに見えるBBQ会場何!?ひろっ!!



BBQ会場に入場する前にコチラに並んでください〜と言われて「なんだろう?」と思いつつ並んでいると…スタッフのお兄さんが会場での注意事項などを説明してくれました。この説明を聞かないと、BBQ会場に入れない仕組みなんだとか。




言われた注意事項をいくつか挙げてみると…
・橋の下でBBQしない
・川に入らない
・花火しない
・音楽を流さない
・時間は18時半まで


この注意事項、二子新地が無料でBBQできたとき、まさにあらゆる人がしていたことでした。
まずそもそも橋の下じゃないとBBQしちゃいけなかったし、暑いと川に飛び込む人がいたし、夜遅くまでわいわいお酒飲んでたし。
橋の下で音がよく響くので、クラブのように音楽流しまくっている人いたし。
当時から音楽をガンガンかけるのは周りの他のBBQ参加者も迷惑していたことだったので論外として、川に入るとか、夜までやるとか、これ程度の問題だと思うんですよ。
だって、多摩川の他の場所でそんなの禁止されてないんですよ。
でもココでだけ禁止されてるってことはどういうことかっていうと、お酒飲んではっちゃけちゃった人がハメを外しすぎたということに他ならないじゃないですか。それもかなり多くの人が。それってなんだかものすごく悲しいことなんじゃないでしょうか。



と、まぁそんな一人悲しい気分になりつつ説明を聞き終わって入場料をはらったら、入場者用のステッカーを入口で受け取りやっとBBQ会場の中へ。
ちなみに一通りのBBQセットは会場でレンタルできるようでした。あと食べ物もちょこちょこと買える模様。




ざざざっと並ぶBBQの群れをかき分け、先に準備していたみんなの元へ。
以前は橋の下だったので日差しとかあんまり気にしてなかったのですが、今はどてっぱらが会場なので、これはテント的なものがないとつらいのではないかなと。
ちょうどその日は曇り空だったので、テントがなくてもなんとか人間BBQは免れました。



それなりにモリモリ焼いて食べて、きちんと設置された水道で簡単に食器類を洗い、きちんと仕分けされたゴミ捨て場にゴミを捨てて18時頃に撤収。
帰り際は水道らへんものすごく混むので、片づけは様子みつつやった方がいいかもしれません。



こんなに色々整備されて、スタッフがちゃんと管理していて入場料たったの500円。
でも、それもまた今の状況でもし使う人たちのマナーがよくなければ、そもそも二子新地でのBBQ自体が禁止されてしまう可能性があるんだとか。
イチ多摩川近隣住民として、それは避けたいです。だって多摩川すごくいいところなんですよ。



夏のBBQって外で暑くて楽しくて開放的で、ついついウッヒャー!ってなっちゃいがちですが、大事なのは「みんなに楽しいBBQ」にしようと思う心掛けなんじゃないかなと。
これから先も、色んな人が楽しい夏を多摩川で過ごせるといいなぁと思います。