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思わずうまうま言っちゃう、馬しゃぶをしゃぶ庵で食べてきたよ!

ネットの中のとあるところで空前の大ブームな馬肉のしゃぶしゃぶを食べてきました。




馬のしゃぶしゃぶが食べられるのは、おいしい豚しゃぶで有名な「豚組 しゃぶ庵」。いつもは豚肉オンリーなのですが、4月限定で馬しゃぶの提供をしているのだとか。4月って馬肉の旬だったりするのでしょうか。






そもそものきっかけは、こちらのブログから。

馬しゃぶが旨くて感動した
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2013/03/post-1cbf.html


そんなにうまいなら食べにいかなければなるまいと、グルメな人およそ20名ほどがお店に集結しました。ちょっと遅れて到着したので知らなかったのですが、どうやらオーナーさんのご厚意で、スパークリングワインと馬のたたきがサービスでいただけてちゃったようです。(普通にメニューの1つだと思ってた!




馬のたたきもマジんまかった。ヤヴァかった。ていうか、あれなんです、自分、しゃぶ庵がすんごい好きなんです。本家豚組の方でなくて、しゃぶ庵のが好きなんです。豚しゃぶももちろんおいしいんですけど、でもそれよりも何よりも、もう前菜がおいしくて。前菜って一言ですますのがもったいないレベルのおいしさなんです、前菜が。正直前菜だけのお弁当とか売ってくれたら毎日買いに行くレベルなのに。渋谷にそんなお弁当屋さんとかできたらいいのに。コロッケとか春巻きとかお寿司とか思い出すだけで身悶えるレベル。

だいたい前菜っていうと、まぁ一般的なお店やとさっぱりな感じのお味だったり、ちょっと高級めなお店いくとお上品なお味だったりするんですけど、しゃぶ庵のはどこか品のよさを感じさせながらも親しみやすいんです。理想の人物像といってもいいかもしれません。




まぁそこは語り始めると長いので馬しゃぶの話に戻します。

しゃぶ庵で運ばれてくるお肉の盛り付けはいつみてもふつくしいです。あんなに美しく盛り付けられればお肉も本望なのではないでしょうか。そんな念願かなったお肉をむしりとるようにいただくあさましい人間をどうぞお許しください神様。





運ばれてくるやいなや、しゃぶ!っとしようとお箸をのばす自分らに店員さんは「最初はまず生でお召し上がりください」とおっしゃられました。生で。生で!?
いいんでしょうか、生っちゃっていいんでしょうか。いえもういっちゃうのですが、生で。馬肉を。うまい。いやうまい。生肉を食べてかつてこれほどまでにおいしいと思ったことがあったかと聞かれる間もないくらいに今までに食べた生肉の中で一等賞です。




実は自分は昔は生系の食べ物全般苦手でした。お刺身とか。今はおいしくいただけるように成長できたのですが、それでもやっぱり火を通したものの方がおいしいと思っていました。しかしこの瞬間に出会ってしまったのです。生の方がおいしいと思えるものに。なまうま!なまうまです。生で食べたあと、いてもたってもいられず、スグしゃぶしゃぶもしました。馬しゃぶですし。そしてポン酢でいただいたときの感動、忘れません。コレが、コレこそが幸せということなんだなと噛み締めました。でも自分はそのとき気づいてしまったのです…生のままいただく方が好きだということに…!なんということでしょう、もう引き返せません。生のおいしさに気づいてしまうなんて…生をベースに楽しみつつも、ちょっと気分を変えたいなと思ったときにしゃぶしゃぶ、と鍋の中をお野菜とともにゆるやかに揺蕩う姿はまさに草原の中でたたずむ馬そのもの。ああ、そうそう、お野菜もはんぱなくおいしかったです。ちなみにいってしまうと葉モノも実は苦手だったりするのですが、そんなことは気にならないくらいおいしかったです。



締めに中華麺を自家製チャーシューとともにいただき、なめらかで濃厚なマンゴーアイスを食べつつ馬の余韻にひたり、しゃぶ庵を後にしました…。



この日カメラを忘れてiPhone4で撮って写真がイマイチだったので、文章でちゃんとレポーティングしようと思ったら不思議なテンションの記事になってしまいました。でもおいしかったのはマジです。

とてもとてもとてもとても残念なことに4月いっぱいで馬しゃぶが終わりということで、しかもうわさによると、すでに予約がなかなかつまりまくってきたということなので、食べたい方はどうぞお早めに!あーもっかい食べたーい!