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憧れのストーンヘッジ、元祖ローマ風呂、ウィンザー城を1日ぐるっとバスツアー - PR -

海外旅行へいくと、せっかくなのであちらこちらに行きたい!とついつい旅行メディアや観光雑誌を読みあさってしまうが、いかんせんいく先々の国はそう狭くもなく行きたい場所は点在しておりなかなか周りきれるものではない。友達や家族とでかけるなら車をチャーターするのもありかもしれないが、ふらりとのんびりでかける1人旅では割高になってしまう。そんなときに便利なのが現地開催のバスツアーだ。


今回、イギリスでどうしても見たいものがあった。それはストーンヘッジだ。
なんで見たいのかと言われたらそれはもう、幼い頃からなにかにつけこうファンタジックなシーンにストーンヘッジを見せられ刷り込まれてきた自分にとっては、ファンタジー名所といっても過言ではない。イギリスに来たのにそれを見ずして帰ることなどできない。
ついでに他の名所も見られるツアーがいいなとKKdayで日本語対応していた「ウィンザー城・ローマンバス・ストーンヘンジめぐり1日ツアー」を日本で事前に予約して、イギリスへと旅だった。

ツアー当日。ヴィクトリア駅近くのツアー店舗に集合

朝8時にヴィクトリア駅近くのゴールデンツアーズ店舗に集合ということで、宿から電車を使って移動。平日なこともあってか駅は通勤する人でそれなりに混雑していた。リュック通勤の人が多いなぁという印象。


店舗前につくと、日本人ガイドの方がいたので挨拶し、名前をつげて出発までしばらく待機。店舗前に軽食を売っているお店があったのでペットボトルのお水など購入してしばらく待っていた。乗っていくバスは飲食物持ち込みOKだが、熱い飲み物だけNGとのことで、ここでうっかりコーヒーや紅茶を買うと飲みきるまでバスに乗れないので注意しよう。

バスは、複数言語のチームが前後に乗るような形で座る。最初に配られたイヤホンを座席につけて、マイクを通してガイドさんの案内を聞く形になる。


聖ジョージ礼拝堂のあるウィンザー城へ

ロンドンからしばらく走って最初に到着したのはウィンザー城。ロイヤルウエディングの会場としても知られる伝統的なお城で、エリザベス女王が週末に過ごしていた場所とのこと。

チケットを渡され団体の入り口から入場する。入場後は自由行動になるので、入り口付近で音声ガイドを借りて中へずんずんと進んでいく。

入ってしばらくは城壁沿いに、城の外観を楽しみつつ、城下町を見下ろす散歩コースになっている。

中は残念ながら写真撮影が禁止になっているが、奥に進めば進むほど、集められた芸術品の数々、また細部まで装飾が凝らされた調度品や内装、教科書で見たことがあるような絵画と見所がありすぎてゆっくり堪能していたら1日が終わってしまいそうだ。

過去に燃えてしまい新しくつくりなおされたセント・ジョージズ・ホールの天井は個人的には特に印象的だった。

出口にでると、そのすぐ側では衛兵さんが見回りしているところが見られるのだが、それがたった2m程度なので、なんだかそれがちょっと面白い。真面目に警備されているとおもうので面白がってはいけないとはわかりつつも、こういうのは真面目なほど面白くなってしまうものだ。


ゆっくり見ていたら集合時間もわりとせまってきた時間になったので、お土産物屋さんをパパッと見て集合場所に戻り、再びバスで出発。

元祖ローマ風呂、世界文化遺産都市・BATHを散策

続いてやってきたのは、クリーム色の石灰岩で統一されたBATHの街だ。

ここはお風呂のBathの語源になったともいわれる、お風呂の街だ。古代ローマの公衆浴場跡「ローマン・バス」があるほか、現在も温泉が出ていることからいまもスパとしてイギリス周辺の人たちに愛されている場所だ。

今回はそのローマン・バスの観光をメインに、自由時間内でBATHを散策していく。

ローマン・バス前の広場はなかなか人が混雑しており入り口もわりと混乱していたが、ツアー客は別の列に並びすすっと建物の中にはいっていく。ここからまた自由行動になるので、入り口で音声ガイドを借りて、気ままに建物内をぐるぐる回っていく。

なんといっても絵になるのは、この大浴場は上から眺めるもよし、下から見上げるもよし、写真を撮るにはもってこいの場所だ。なかなかきもちのいい広場なので、ついついゆっくりしたくなってしまうが時間も限られているのでサクサク進んでいく。

過去にはもっと多くのお風呂場やサウナや着替える場所なんかがあったようだ。組まれた足場の上から当時の様子を説明するパネルのイラストとあわせて音声ガイドを聴きながら進んでいく。


ローマン・バスを見終えたら、あらかじめバスでもらっていたマップを見ながら街歩きスタート。お目当は街の1番奥にある、ロイヤル・クレセントと呼ばれる半月状に並んで建てられた建築物だ。ローマン・バスからロイヤル・クレセントまでは距離があるのに加えて坂道なので、結構時間内に見るのには体力が必要だが、そこは気合いで歩いていく。

写真では少々わかりづらいとおもうが、この半月状に並べられた建物がとても壮観だった。


少し急ぎ気味で集合場所にいく前に、美しいステンドグラスが見られるバース寺院と

おいしいブリオッシュを広めたというサリー ランズに立ち寄り。

サリー ランズはテイクアウトだけではなくカフェもあるので、時間がある人はぜひ寄ってみてほしい。なんといってもパンがおいしい。

サリー ランズ クチコミガイド【フォートラベル】|Sally Lunn's|バース


そして憧れのストーンヘッジに!

BATHを後にして、さらに自然の多いエリアにどんどんと車を走らせること1時間ほど。ようやく憧れの地、ストーンヘッジにたどり着いた。

駐車場横のセンターでチケットと音声ガイドを預かって、ここからまた自由行動になる。駐車場からストーンヘッジまでは無料のシャトルバスに乗っていくので、ガイドを見ながらしばらく待つことに。
ちなみにこのバス、USBの充電口がついているのケーブルさえ持っていればスマホの充電が可能だ。モバイルバッテリーを切らしてしまった自分にはめちゃくちゃありがたかった。

シャトルバスを降りるともう、向こう側に見たことのある石が並んでいるのが見える。
そわそわしながら近づいていくと、その実際の大きさになんともいえないきもちになる。

遮蔽物が一切ないのでものすごく強い風にふきすさぶられながら、ストーンヘッジの周りをゆっくりとぐるりと回っていく。ああ、本当にストーンヘッジ見にこられたんだなぁというなんともいえない感動がある。

見終わったらまたシャトルバスに乗り込み、ゴールであるお土産センターに連れていかれる。昔はこのお土産物屋さんなかったのだそうだが、今回はとても寒かったので建物に入れてほっとひといきつけた。

お土産屋さんの隣はカフェになっていて、軽食やドリンクを購入することができる。思わず寒さにあったかいお茶を買って暖をとりつつ、ストーンヘッジと書かれたミネラルウォーターをお土産に。

建物の外には、どうやってストーンヘッジが作られたのか、昔の人々がどのように暮らしていたのかの模型が置かれている。
引いてみよとばかりに石に紐がついているので試しに引っ張ってみるがびくともしない。というかこんなアナログなやり方でよくあんな大きいもの建てようとしたよね......昔の人のパワーには圧倒される。


こうして、ストーンヘッジを求めて始まったツアーは終了。帰りはバスに乗って安心して思いっきり寝つつ、ヴィクトリア駅近くで解散。なかなか個人では回りきれない名所や、おいしいものを堪能できるいいツアーだった。


KKdayに提供してもらったバスツアー

www.kkday.com