新型コロナワクチンを7月上旬に1回目、8月上旬に2回目と接種し、2回目接種から10日間を迎えたところで、一連の記録をまとめておく。
これは自分のための備忘録みたいなものであり、体調に関しては本当に個々人の差が大きいため参考程度に読み流してもらいたい。
新型コロナワクチン接種1回目
2021年6月、どうやら自分の住んでいる地域で59歳以下の接種はだいぶ先になりそうだと思っていた矢先に職域接種で受けられることが決まった。
予約を申し込み1回目の接種日になるまでの間、自分の周りでは十数名程度が先に接種を受けていたので「接種するとどういうことが起こり得るか」というのをなんとなく知ることができた。基本的には、腕の痛みと熱が主な症状のようだった。
予約当日、指定された会場に指定された物、一式もって向かった。
1回目・持ち物
- 予約完了した画面(オンラインでの予約だったので)
- 健康保険証
- 予診票(事前に印刷し、内容を記入済のもの)
- 接種券(事前に役所から届いてるもの)
職域接種では多くの人が接種にやってくるので、もう出来上がっているレールに乗っかるだけで摂取が完了した。
接種の流れ
- 受付で、予約完了画面、健康保険証、予診票をチェックしてもらい、問題なかったら体温をその場ではかる
- 次の席で、ワクチン接種について理解しているか当日の体調含め問題ないかの口頭確認を受ける
- 問題なければ医師のいる席にいき、注射などで気分が悪くなったりしたことがないかの確認を受けてから、ワクチン接種
- 最後に待機所の椅子に座り、最低15分間はそこで待機して体調に問題がないか様子をみる
- 15分過ぎて問題なければ、そのまま帰宅
1回目接種直後
先に言ってしまうと自分は注射が嫌いだ。採血のときとかも挿されるところは決してみない。
今までに注射して倒れたりしたことはないものの、嫌いなものは嫌いである。なので今回も挿されるところはみていなかった。
接種受けて直後、気持ち悪くなった。下を向いていると吐きそうになる。
なんだか乗り物酔いしたときの気持ち悪さに似ていた。
「たぶん緊張からくる気持ち悪さなんじゃなかろうか」と思い、上を見上げて5分くらい様子をみたところ気持ち悪さが引いてきたので、あとは残り10分をのんびり座って待った。
注射頑張ったのでご褒美にアイス食べてもいい日🍨 pic.twitter.com/ItuCllZreg
— あくやん (@akuyan) July 5, 2021
1回目接種当日〜1週間後
接種を15:15に受け、その日は腕はちょっとした違和感があるくらいだった。普通に夜も問題なく寝た。
ただ次の日起きると腕がガチガチに違和感あった。傷が痛いとかではなく、筋肉痛で腕が使いにくい、という感じ。
自覚症状なかったが、熱を一応はかってみたところ37.3度くらいはあった。
接種して次の日は朝、腕の違和感ではじまり、昼には落ち着いたものの、また夜にかけて違和感が最高潮となった。
ただその翌日にはもうほとんど腕の違和感もなく、熱もなく通常モードに。肩こりを常時持っているので、それに慣れているからあまり違和感を感じなかった可能性もある。
ただ、1週間後くらいまで接種を受けた部分を触ると熱さは感じていた。
モデルナアームと呼ばれるほどのものではなかったし、熱さを感じる以外は特に問題はなく体温も通常通り。
こうして接種1回目は完了した。
新型コロナワクチン接種2回目
今回も先に2回目接種を受けた人たちの話を聞いていたのだが、2回目の方がどうやら接種後の副反応が大きいということを聞いて以下の3つを事前に家に用意しておいた。
事前に用意したもの
- 解熱剤(おすすめはカロナールらしいが、売り切れてたのでロキソニンのジェネリック)
- ポカリスエット(いっぱい)
- 冷えピタっぽい冷やすシート(いっぱい)
まぁ今回使わなくても、あったらいつの日か使うかもしれないものばかりなので、遠慮せずに買った。
2回目は、1回目のときとほぼ同じ持ち物だが、大事なのは「1回目の接種が完了したシールが貼られている接種券を持っていくこと」だ。接種券は何より大事なので、本当に何より忘れずに持って行こう。
2回目・持ち物
- 予約完了した画面(オンラインでの予約だったので)
- 健康保険証
- 予診票(事前に印刷し、内容を記入済のもの。自分の場合は1回目とは用紙の内容が異なった)
- 接種券(1回目の接種した記録が貼られている状態のもの)
1回目のときと接種の流れは全く同じだ。
2回目接種直後
今回接種する際に医師から「前回接種を受けて気分が悪くなったりしたか」と聞かれて「受けて直後に気持ち悪くなったけど5分程で回復した」と告げたら「もし今回もそうなったら、たとえ大丈夫だったとしても必ずすぐスタッフに声をかけて」と言われた。
なるほど、もしまた気分が悪くなったら声をかけよう。でも今回は前回ほど緊張していない(前回と同じ流れだし)ので、まぁたぶん大丈夫だろう、と余裕の気持ちで2回目を接種。
しかし気分と体調が連動していなかったのか、今回もまたすぐに気持ち悪くなった。前回とまったく同じ症状で下を向いてると吐きそうになる。
医師からのアドバイス通りに、今回はすぐに近くのスタッフに声をかけた。
スタッフに誘導されて裏で休ませてもらう。休んでいる間に酸素濃度と血圧チェックをされた。
この気持ち悪さがアレルギーによるものだった場合は、酸素濃度と血圧に影響がでるようなのだが、どうやら問題がみられないということで、しばらく様子見をすることに。休んでる間にも「アレルギーはないか?いまどんなふうに気分悪いか」などの問診を受ける。
若干気分が悪いのに加えて息苦しさもあったことから、念のため医師に診断をしてもらうことに。
診断の結果、とりあえず気分が悪い以外に問題が見られないので、おそらく迷走神経反射と呼ばれるストレスや緊張などからくる生理反応だろうとのことだった。自分はそんなに注射嫌いなのか...と衝撃を受けた。ただこれまでに注射して気持ち悪くなったことがなかったので、ちょっと意外でもあった。
また気持ち悪さが優先していたのであまり気にしていられなかったが、今回は接種後から腕がわりと痛かった。
ワクチン接種2回目終わった🙌
— あくやん (@akuyan) August 2, 2021
打った直後から腕が痛いのと、1回目と同じく気持ち悪くなった。
多分大丈夫と思いつつも、大丈夫でもいいから気分悪くなったら言ってといわれてたので今回はすぐにスタッフの人に伝えて裏で休ませてもらった。血圧と酸素濃度問題ないので迷走神経反射との診断。
2回目接種当日〜10日後
今回も15:15に接種を受けたのだが、その日の夜には熱が出始めたのですぐに解熱剤をのみ就寝。
就寝したものの、喉が異様に乾き、かなり寝にくかった。おそらく熱が上がっていっていたのだと思う。
翌日、起きて熱をはかると37度半ば。ただクーラーつけているのに身体の中がうだるような熱さを感じてだるい。あと頭も痛い。
ちょっとご飯を食べてまた解熱剤を飲み、ゆっくりと過ごす。解熱剤を飲んでいても37度半ばから下がらなかった。
夜にかけて一気にだるさや頭の痛さ、また関節節々が痛みを感じ始めて、熱も38度半ばになり、悪寒も感じつつベッドの上で耐えた。冷えるシートとポカリ買っておいてよかったと思った瞬間だ。
接種から30時間後くらいが、このMAXつらい&熱が高い状態だったが、それ以降はだんだんと症状が落ち着きはじめた。
翌々日、朝に平熱を取り戻した。ただその日は熱がまた上がったり下がったりを繰り返し、体調もなんとなく不調だった。頭痛もあった。腕の違和感はあるが、痛くて眠れないとかはない。
接種受けて3日目になって、ようやく熱や頭痛の症状はおさまったか?という感じになった。
ただ、なんというかあちこちの筋肉がつかってないのに違和感がある。簡単にいうと筋肉あるあたりが筋肉痛っぽい症状になってる。数日ほぼ寝たきりだったのに使ってない筋肉たちが主張してくる......。この謎の主張はそれから2〜3日続いた。
結果、副反応っぽいものがすべて治ったのは1週間後くらいのことだ。
そして抗体ができる10日目までを終えて、身体は問題なく健康だ。
接種を完了して
まだブレイク・スルー感染などの心配もあるし、もちろんマスクをしなくてよくなるわけでもないので過ごし方は変わりないものの、なんというかワクチン接種できて気分が楽になった。
いつコロナにかかってしまうかわからない、後遺症に悩むかもしれないとも限らないこわさから、すこし気分的に解放された。
余談だが、1回目の接種は当日を除いて前後でどちらもお酒を家で飲んだ。
2回目は前日は飲んだが、当日以降、3日目までは飲む元気がなかった。
これがまた何がどう影響するかもわからないので、念のため記録として書き残しておく。
アプリで接種記録を登録
Amuletという各種予防接種の記録をつけておけるヘルスケアメモアプリがあり、それで新型コロナワクチンの接種記録をつけておけるということで、それをインストールした。
1回目、2回目でそれぞれ接種した日、メーカー、製造番号などをメモしておける。
普段は使わないが、いざというとき今後接種記録の確認が必要になるかもしれないので、こうして手元で管理できるのはありがたい。
また、こうしたアプリで登録したとしても接種を受けたことを証明する券は、この先もずっと取っておいた方がよいものになるので、捨てたりせずに大事に保管しておきたい。