デル アンバサダープログラムのモニターで、XPS 15(7590)を1ヶ月ほど貸していただいた。
現在、基本的に作業はMacBook Proを使っている。一応Windows機はあるものの、もうかなり古いものなので正直動作がもっさりしており、ほぼほぼ利用していない。というわけで久々のWindows機に期待が高まる。
MacBook Pro13inch(2017)との見た目比較
今回借りたXPS 15は15.6inchなのだが、かなりベゼルがおさえられておりほぼ14inchサイズPCと言っても遜色ないくらいに圧迫感がない。
キーボード部分の質感も、ふわっとした感触の塗装で手に当たる部分に金属感がないのがきもちいい。
タッチパッド部分も同じくふんわりした触り心地で、水が手についててもぺたぺたしないのが個人的にありがたい。
ACケーブル部分が結構光るのが作業している間はちょっと気になるが、まぁ隠しておける範囲なので許容範囲である。
PCに挿しているときだけでなく、電源に挿しているときに光ってる仕様のようで、一旦本体から外した後挿し直す時にケーブルがごちゃついている中からはとても探しやすかった。
動画鑑賞で味わえる劇場感
MacBook Proのディスプレイもとても色味よく見やすいが、このXPS 15の色味もとてもよい。
さらにベゼルがほぼないおかげか画面の色のあざやかさも相まって没入感をすごく味わえるので、なんといっても動画鑑賞に最適だった。
今回のモニターにあわせHuluも1ヶ月体験させていただいたので、さっそく気になっていたHuluオリジナル作品「THE HEAD」を鑑賞。元ジャニーズの山下さんがキャスティングされているドラマで、南極の研究所で巻き起こる事件を描き全6話完結ながらもかなり見応えありそうなミステリ作品として以前から気になっていた。
色味が強いディスプレイは逆に暗い映像で絵が見づらかったりする場合もあるが、XPS 15は映像内の暗いシーンでもしっかりディティールが伝わるし、奥行き感も感じられた。
また本体部分が黒いおかげで、より画面に集中して見ていられるのが個人的にとてもよかった。
本体部分黒っていいなぁ......。
制作作業においての使用感
自分の仕事はWebや印刷物のデザインに始まり、動画制作もちょくちょくする必要がある。
正直いまの使っているMacBook Proはそろそろ買い替えたいくらい、動作が重い時があり、比較対象としてあんまり参考にならないかもしれないのだが、XPS 15は作業においてストレスを感じたことはなかった。
色味がいいことも相まって、自分で撮った写真ですらちょっと格上げされたように見えて楽しい。
ただこの体感を知ってもらうのに1番わかりやすいのは、動画の書き出し作業だろうということで同じ動画をMacとXPS 15でそれぞれレンダリングしてみた。全体で7分の短い動画だ。
まずはXPS 15から。
After Effectで作成したデータをMedia Encoderで書き出し開始。
書き出し完了予測時間は13分程度、と表示され、実際にちょうど13分程度で書き出しが完了した。
うん、スムーズだ。書き出し中はファンがブンブン回っている音がしていたが、書き出し完了したらピタッと静かになった。
次はいつものMacBook Pro。
同じデータと同じソフトで同じように書き出しを開始。
書き出し完了予測時間は...1時間。7分の動画に1時間も書き出しするのは正直つらい。
よし、早く買い換えようこれ。
今回XPS 15を使わせてもらったことで、自分の作業環境の見直しができた。
家で作業すること、家で動画を見ることがこの1年でグッと頻度が上がっていることから考えて、小さなストレスをなくして快適な環境構築をさらに頑張っていきたい。