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Voicy公式パーソナリティになってITビジネスニュースを声で届けるまで

2021年2月から音声メディア「Voicy」で、月〜土に毎日配信されているITビジネスニュースの公式パーソナリティになった。
パーソナリティのオーディション応募から実際に配信してみたところまでで、改めて音声コンテンツの楽しさや難しさを感じた。

2020年末にパーソナリティオーディションに応募

ある日SNSで情報収集をしていたところ偶然、Voicy各種ニュースのパーソナリティオーディションがあるのを知った。
Voicyはたまに聞いたりするくらいで、パーソナリティを募集したりするというのをまったく知らなかった。


近年音声コンテンツは伸びてきているし、今後のIT関連の仕事として音声コンテンツの作り方について取り組んでいく必要があるよなと感じていたところだったので、ダメ元でパーソナリティオーディションに申し込んでみることにした。


今回は、「毎日新聞ニュース」「スポニチニュース」「ITビジネスニュース」「経済総合ニュース 」「徳島ニュース」の5種類のニュースパーソナリティが募集されており、応募者が希望のニュースを選ぶことができた。
自分はIT系の仕事ということもあり、1番理解しやすいものをということでITビジネスニュースを選択。

オーディションはすべてネット上で完結する形だった。

  1. 収録専用アプリをDLし、自己紹介と指定された見本記事を読む
  2. 応募フォームから必要事項と、収録完了している旨を書いて応募


アプリの使い方を1つずつ確認しながら収録していったものの、録音された自分の声が何度聞いても違和感がありどうしたものかと思い悩む。何度も何度も録り直しをして、なんとかできたものをおそるおそる提出した。


ちなみに以前に声の仕事をされている方に「録音した自分の声に違和感があるのはどうしたら解消されるのか」と伺ったところ「慣れ」と答えをいただいたので、慣れるしかないんだろうなと腹を括っている。

2021年1月、パーソナリティ採用の連絡

年が明けて1月、なんとパーソナリティに採用されたという連絡をもらった。
声の素人の自分が選ばれた理由はわからないが、とりあえず嬉しい。

後日、新パーソナリティを集めたオンラインキックオフが開催され、Voicyというメディアとして考えていることなど意識的なところから、実際の収録の流れなどを教えてもらった。
そこで今期一緒にパーソナリティをするメンバーとも初顔合わせとなったのだが、やはり皆いい声である。自己紹介のはなしが聞いてて心地よかった。


実際のニュース収録は大まかに次の通り。

  1. 自分の担当する曜日の前日に届けたいニュース記事をピックアップ
  2. 記事を自分で要約して、収録するための原稿を用意
  3. 収録アプリで挨拶なども含めて、前日の夜に収録を完了する
  4. 時間指定で配信


これを今回の任期である2021年2月〜2022年1月まで担当することとなる。
自分は木曜日担当になったので、水曜の夜に収録するということだ。毎週水曜日は喉の潤いに注意して1年を過ごしたい。

実際に収録してみて、配信を聞いてみて感じたこと

収録には本当に慎重になった。
実は昨年から週1で、自分の好きな漫画をだらだらと紹介するポッドキャストを配信しているのだが、それはもうものすごい勢いで肩の力を抜いてしゃべっている。


しかし、今回はニュースである。
しかも、別に自分の話が聞きたい人とかではなく情報を得たい人が聞くものである。
聞きやすく、わかりやすくないとそもそもの要件が満たせなくなってしまう。
どんなトーンで、どんな速さなら聞きやすくわかりやすいのか。
これまた何度も何度も録り直しながら、手探りで第1回の収録を終えた。

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1回目の収録を終えたところ

翌日、配信されたものを聞いてまず第1に思ったのはマイクにもっと近づいて収録しようということ。
滑舌については今後の大きな課題として、粛々と頑張っていきたい。


それでも、再生回数が増えていくのをみていると、なんともいえない嬉しいきもちにつつまれていったのは間違いない。


これから1年、どんなニュースをお届けすることができるのかはわからないが、試行錯誤しながら、周りのフィードバックを聞きつつ、出来る限り頑張ってみたい。
そしてニュースの合間に少し、豆腐のことなんかも伝えられたらいいなと目論んでいる。


関連リンク




今期の曜日別パーソナリティ

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