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電車でよくやらかす乗り降り失敗のケースといくつかの解決案と今後の模索

日本の都心部に住み都心部に働きにでるためほぼ毎日のように電車に乗る。はじめて電車に乗ったのは記憶にもない小さい頃で、はじめて1人で乗ったのは小学校高学年くらいのことだったろうか、もう覚えていない。まぁようするに20年ほど1人で電車にのってのって乗り続けているわけだがしかし自分はどうにも電車で同じような過ちを繰り返してしまう。
ここでは自分の失敗をみつめ、今後どのようにするとその失敗を繰り返さずに生きていけるのかについて考えてみたい。


ケース1:行き先が違う電車に乗る

このケースは世の中でよくある出来事で多くの人が1回くらいはやらかしたことあるのではないかと信じていたい。乗り間違えたことない人だけが失笑という名の石を投げつけてもらってかまわない、甘んじて受けとめたい。



これについては特に説明することもなくそのまんまなのだが、本来乗りたかった行き先の電車ではない電車に乗ってしまうという失敗である。ただこれにも実際は大きく2パターンがある。

  1. まったく反対方向の線に乗ってしまう(ホーム間違え)
  2. ホームは同じだが違う路線に乗ってしまう(路線間違え)


1のホーム間違えが起きるのはだいたい乗り換えのとき&慣れていない線に乗るときだ。


「次は○○線か...あ、ホームこっちだな。ん?電車がきてる、乗らなきゃ!」


とあわてて乗り込んだのが反対方向にいく電車なわけだ。
こうして落ち着いて失敗を書き出してみると「いやおまえ落ち着いてよく確認して乗れよ」とおもう。本当におもう。


最近やっと、地下鉄などの場合には階段の降り口にかかげられている駅の一覧が左右のホームどちらの行き先を表すものなのかを知ったので、ホームに電車がきていてもチラリとそこを確認することで乗り間違えを回避できるようになった。さらに地上の線でも行きたい駅と乗るべき線だけではなく、その駅に到達する予定の電車の行き先(○○駅行き方面)を頭にいれることで電車に乗る直前に車体に表示されている行き先を確認して失敗を防げるようになった。


2の路線間違えもまた1と同様に行き先を頭の中にいれておき、乗る直前で確認すればまぁだいたい防げるようになった。
が、こないだとんでもない乗り間違えをやらかしてしまったのでなお気をつけ行動せよという自戒を込めて書いておきたい。

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4月にイタリア・ミラノへ旅行にいったときのこと。帰りの飛行機に間に合うようにミラノの中心部から空港まで直通で走る特急列車に乗ろうと駅にきた。予定していた列車に乗れば2時間ちょい前くらいには空港につくので余裕をもったスケジュールだ。空港でのんびり軽食でもつまんで日本に帰ろう。


電車に無事に乗り込みあとは空港に着くのを待つばかりとのんびりインターネットを楽しんでいた。40分すぎたくらいだろうか。何かおかしいな、と感じた。行きも乗った列車なのに途中の駅が聞いたこともない駅ばかり続くのだ。ふと不安になりGoogleMapのアプリを開くと空港にいくルートとはまるでちがうところにいるではないか。いやまじここどこだ。列車にのっていた周りの人に「これ空港いきますか!?」と尋ねると「これはコモ湖にいくけど...」と微妙な表情で返された。ええええええとショックを受けていると周りのひとたちからこれは空港にいかない、空港にいくなら電車ちがうととても心配していただいた.......。


海外の大きな駅は昔なつかしい東急東横線渋谷駅のように横並びにいくつも電車がとまるようになっているところが多い。今回利用したミラノの駅もそんなところで、駅の大きい電子表示板に「○番線に○○行きの列車がくる」と表示され、それにしたがって列車に乗るのだがその○番線の位置をおもいっきり間違えてしまった。というかもう言葉では説明しようがないのだが、なんというか間違えてしまったので間違えた、ただそれだけである。申し開きもない。
そのときに助けてくれまくったイタリアのみなさんには感謝の念を送りまくるしかない。本当にみなさんありがとうございました。

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というわけで、今後特に海外では電車に乗るとき気をつけていきたい。
乗る電車は最後の最後まで確認しよう。


ケース2:降り過ごす

さてもう1つのケースについて紹介させてもらいたい。
こちらもよくある「降りたかった駅で降りれなかった」という失敗だ。


こちらはケース1よりも失敗後のリカバリがしやすいのがメリットだろうか。いや失敗そのものがデメリットなのだがそれはさておき。
1駅だろうが2駅だろうが3駅だろうが降り過ごしても、気づいた駅で降りて反対方向の電車に乗って目的地にいく。駅によってはホームを階段を上り下りしてかえないといけなくて面倒なので簡単に反対方向の電車に乗り換えられる駅につくまで数駅見過ごすこともままある。


とはいえ急いでいたり待ち合わせであったりすると降り過ごすのは大きな問題なので解決したい失敗だ。これに関しては1つの策として「目的の駅に到着する時間」を目安に降りるタイミングを頭の中にいれておく、というのがある。


というのも、だいたい本を読んでいるとかインターネットをしているだとかまぁそんな理由でいま自分がどこの駅にいるのかわからず、さらにいまの駅のあとどれくらいで自分の降りたい駅なのか想像がパッとつかないのが敗因であるといえるので、駅名ではなく時間をみて「○時○分に着く予定だからあともう少しだな」という判断を瞬間的にできるようにするということだ。
また満員電車などだと本当に駅名が聞きとりづらかったり見えなかったりするので、そういった場合にもこの時間での判断は有効であるといえる。可能であれば電車の天井部分に「いまは○○駅」と表示されるようになるとうれしい。


ただこれだとあらかじめルートを検索しておいたものに関しては有効な手段だが、普段使いなれている路線を使うときには使えない。使いなれている路線は雰囲気で「そろそろ降りる駅かな」とわかることが多いので基本は問題ないのだが、まぁどうもぼんやりしていると気づくと数駅越していることもある。これについてはなんだろう。各駅のビーコンと紐付けて指定の駅に近づくとアラームがなるようなスマホアプリ作れないものかな......?

電車乗り降りの失敗を減らすためのまとめ

  • 電車を乗り換える時は降りる駅と乗る線だけではなく、どこ行きの線なのかも頭にいれる
  • 目的の駅に到着する予定時刻を覚えておく
  • 電車の行き先を最後の最後まで気をぬかずに確認する
  • 本に熱中しすぎない
  • インターネットに熱中しすぎない
  • ぼんやりしすぎない