akuyan to

イベント/旅行/デザイン/おいしいもの...

インターネットは本当のことを書く場所だったっけと考える話

インターネットの7割がホントじゃなくて、1割がウソで、1割がホントのことで、1割が知っていること。
別に語るような話でもないし、同い年か先輩の面々からしたら、ゴクゴク一般的な側面しか知らない自分がいうことは何言ってんだかというような話になるとおもうけれど、自分がおもうインターネットの割合はこんなかんじ。


インターネットに書いてあることなんて、変な話、そのほとんどがホントのことじゃない。っていうかホントのことかどうかなんて実証するのは難しいものばっかりだ。文章なんていくらでも書けるし、写真なんていくらでも加工できるし、人の口裏だってあわせられる。でも別にそれは「だましてやる」と思ってのことでなくて、インターネットを使う上での自衛だったり創作活動だったりストレス発散だったりするわけで、だいたいが吐き出してる側からすれば「そうしたいからそうしてみた」だけで、そこに誰かをだます意図なんてないんだよね。



自分はそういうホントかホントじゃないのかよくわからない有象無象の中から、自分の好きなものみつけたりホントのことってなんだろうって考えるのが好きなんで、インターネットが大好きなんだ。終わらない謎解きゲームみたいなもんかな。
だから「だまされた!」という気持ちをインターネット上でもつことはないし、だまされたら「つられたー!」とは思うけど、まぁネットでは日常茶飯事じゃん。普通のできごとじゃん。むしろ釣られたことのない人がいたら弟子入りしたい。MMOやってたころ信じすぎて釣られてばっかりだった自分がかわいい。


こんなこというと、そんな殺伐としたインターネットの世界こわい!って思うじゃん。てか言われたことはあるんだ。インターネットはそんなもんだよって言ったらインターネットってこわいねって。
でもね、インターネットじゃなくてそもそも世界ってそんなもんだったんだよ。インターネットですれ違う人や情報が増えたから、そういう事象にわかりやすく出会うようになっただけで、もともとそんなんだったんだよ。
でもやっぱりヤダーっていうなら極力インターネットを使わないようにソーシャルとかから離れて生活をしたらいいし、それがイヤなら自分で考えて行動するしかないよ。インターネットって、みんな平等にただの電子情報だから、年齢や性別なんて考慮されないから、自分でがんばるしかないよ。


ホントじゃないことを書く方が悪い!っていう意見もあるかもしれないけど、なんで、だれが、わるいのかきちんと考えないとだめだよね?
もちろん明確に悪意をもってだましたら悪いよ、でもさ。この本ちょーおもろかったからマジでみんな買った方がいいよ!ってレビューついた本買って読んでつまらなかったら、レビュー書いた人に文句いうの?変じゃない?買ったの自分だよ。しかもそのレビューに感化されたとはいえ、そのあと本当におもしろいかどうかもっと他の人のレビューや情報調べて見て判断しないとだよね。なんならまずは図書館で読んで、面白かったら買うくらいのことしてもいいんじゃないかな、損したくないのであれば。信じたかったものがそうじゃなかったから怒るのってさ、自分に対して怒ってんのと同じだよね。


インターネットはホントのことじゃないことばっかだけど、信じたいことはいっぱいあるよね。だからみんな信じたのに!って怒りたくなっちゃうとおもうんだけど、でも信じたのは自分なんだよね。怒るってことは、その信じた瞬間の自分がバカだったー!っていってるようなもんだからさ、個人的には表立っていうの恥ずかしい(>_<)ってなるんだよね。だから信じたことがホントのことじゃなかったらコッソリ家のふとんの上で、うなあぁぁぁぁってゴロゴロして、次の日にはまた違うことを信じてる。
信じるのは人の自由だから、ここに書いたことを信じてもらっても信じてもらわなくてもどっちでもいい。どっちでもいいんだけど、自分が「何かを信じた」っていう行動の責任を、周りにぶつけるばっかでなくて、自分でも持っとくのって大事なんじゃないのかな。