「お使いのアカウントに不自然なアクティビティを検出しました。安全のため、パスワード変更されるまでアカウントはロックしました。」
金曜の夜、友人たちとのご飯の約束に向かう電車の中いつものようにTwitter公式アプリを開いたらこのような警告が表示された。
このTwitterアカウントロックから、シャドウバン、そして全てが元通りになるまでの一部始終の記録を残したい。
パスワードリセットするためのメールが届かない
冒頭の警告が出てきてアカウントがロックされたら「それは仕方がないな」と思う。
何か不正なアクティビティがあったんだろう、それでロックするのは仕方がない。いや安全のためにもロックしてくれてありがとうという気持ちだ。
別にパスワード変えればいいことだしねとTwitterの画面指示に従いフォームからパスワードリセットのリクエストを送ることにした。
リクエストを送る前の画面には自分の登録してあるメアドが表示されるので、メアドが変更されるような不正はなかったようだ。ならばとリクエストを送信すると画面には「メールに届いた認証コードを入力せよ」と表示された。
メール受信画面を開いてメールが届くのを待つ。
来ない。リロードしようと何しようとメールが来ない。電車の中からだから通信がうまくいかなかったのか?もう一度送ってみる。来ない。
この手の認証コードはまぁいうても5分程度で来るものだ。しかし何をしようとどうしようと来ない。来ないものは来ない。
普段ならもう少し落ち着いて対処できたのだがこの時自分は焦っていた。何故ならご飯を約束している友人たちとはTwitterのDMでやり取りしていたのだが乗っていた電車が遅れていたのだ。約束の時間に遅れそうだ、という連絡をするために一刻も早くTwitterを回復させたいと焦った結果、パスワードリセットリクエストを10回ほど立て続けに送った。
その結果、パスワードリセットのリクエストの試行制限に引っかかってしまった。
いやそもそもパスワードリセットのためのメールが届けば解決なのだが……?
届かないから何度も送ってるのになぜ自分が悪いみたいになってるんだ納得いかないぞ、と思いながらも目下の問題は友人たちへの連絡だ。なんだか色々やった話は最近始めた個人の音声配信でも話したので、まぁそちらも興味があれば聞いてみてもらえれば。
パスワードリセットリクエストの制限にひっかかってしまった場合、早ければ1時間、長いと24時間以上かかって制限がクリアされるらしい。結果、今回は24時間後にパスワードリセットリクエストの制限解除はされた。問題はまだまだ終わらない。
24時間後の土曜日の夜、パスワードリセットリクエストをしたもののやはり届かない。何時間待とうと届かない。
これでまた制限かけられるのも面倒なので「アカウントロックの異議申請フォーム」から、パスワードリセットができなくて解除ができない、という旨を送った。
ロックから3日後、パスワードリセットに成功
結局のところ、土日を挟んでしまったが故だとおもうがサポートからの返事はすぐ来なかった。
週末は仕方ない、仕事休みだよねと思う気持ちと早くなんとかしてほしい気持ちをぐつぐつ煮込みながら迎えた週明け。
月曜の夕方になっても結局何も返答が来なかった。シビレを切らして、登録済みのTwitterBlueの問い合わせフォームから「パスワードリセットできないのだけど」と送ってみたところ、21時半頃にやっとパスワードリセットのメールが届いた。課金って強いなと思わされる出来事である。
そこから無事パスワードリセットをすることに成功し、ロックが解除できた。
メインアカウントが使えない間サブアカウントでTwitterはしていたが、やはり各種連携に紐づいているアカウントが使えないのは困るので、復活して胸を撫で下ろした。やれやれ。
は〜〜〜〜〜〜〜〜〜やっとTwitterロック解除された〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
— あくやん (@akuyan) 2023年2月20日
不正アクセスあったっぽいからロックしたわっていうのはいいけど、それなら解除のためのセット速やかにしてくれ頼む……………週末連絡とれなかった方々お手間おかけしました🙇♀️
ロック解除後も回復されないシャドウバン
メインがロックされている間、サブからメインのアカウントを確認した。
もし不正アクセスで乗っ取られでもしていたら、変なツイートなどが垂れ流しになったりはしていないかと心配だったからだ。
確認したところ特に問題になるような行動は起きておらず安心したのも束の間、検索でメインアカウントが検知されなくなる“シャドウバン”状態になっていることに気づいた。これはロックから24時間後くらいの出来事であったと思う。
たしかにロック状態ではいつ何時、変な投稿がされるかわからないのでTwitterの平穏を保つためにもそれは致し方ない措置だろう。ロック解除すればなおるんだろうと思った。
実際、ロック解除されてシャドウバンがなおった(元通りに検索に出るようになった)のは、ロックされてから1週間後だった。
シャドウバンが解除されるまで
ロック解除してからすぐシャドウバンがどうなっているか確認したが、なおっていなかった。
まぁ24時間くらい待てばなおるかと、火曜日の夜に確認してみたところ、なおっていない。
シャドウバンには色々と段階があるようだが、今回自分にかけられた制限は「検索にアカウントとツイートがひっかからない」「リプなどしても相手に通知がいかない」の2つ。フォロワーのTLにはツイートは表示されているようだった。
ちなみに非ログイン状態で検索するとアカウントだけはロック解除24時間後あたりに検索にでるようになった。ツイートは非ログインでも出てこなかった。
今回のロックはこちらのアカウントにまったく非がないのでシャドウバンされ続けるのはいかがなものか?と、問い合わせてみたところ「問題なければそのうち解除される」という返事であった。こちらはTwitterBlueに課金していても人力で対応してもらえないらしい。
体験談を調べた限りではシャドウバンが解除されるタイミングも1日〜1ヶ月と人によってタイミングが異なるようだ。シャドウバンされている間に不審な行動(大量にフォローして外す、大量にRTするなど)をすると期間が伸びるなんて噂もあったが、とりあえずいつも通りツイートし、いつも通り友人たちとやり取りした。通知が届かないうえに、ツイートが見えづらい状況になっていたのでやりとりに不便をおかけしてしまったのは心苦しい。
いつなおるんだろうなぁと投げやりな気持ちで毎晩サブアカウントから確認すること数日、ロックされてちょうど1週間経ったあたりの翌週の金曜日の夜時間でシャドウバンが全てなおった。シャドウバン中のツイートも問題なく検索にひっかかるし、アカウントも検索で表示される。
突然のロックから1週間、やっと全て元通りになった。やれやれ。
不正アクティビティの検出が一体なんだったのかはわからないが、おそらく昨今話題にのぼりがちなAPI連携しているサービスのどれかに問題があったのではなかろうか。とりあえずまた同じ想いはしたくないので、もう一度連携周り見直しておこう……
●全体の流れまとめ
- 金曜 Twitterロック。パスワードリセットのメールが届かず制限にひっかかる
- 土曜 制限クリアしたものの、パスワードリセットのメールが届かないのでお問い合わせ
- 日曜 ロックされたアカウントがシャドウバンされているのを確認
- 月曜 パスワードリセットに成功。ロック解除される
- 火曜 非ログインのアカウント検索だけシャドウバン解除
- 金曜 シャドウバン全解除