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LightroomのAIノイズ除去が諦めた写真もクリアにしてくれる

Adobe Lightroom(Photoshop搭載Camera Rawも同様)に「AIノイズ除去機能」が入ったというので試してみた。

結果、これまで「この写り微妙だなぁ」「このピント甘いなぁ」と思って諦めた写真もクリア度が上がり、写真の当たり判定が広がる結果となったので、とても満足。

いつも通りRAWデータを開く

ローカルデータをいじりたいのでPhotoshopのCamera Rawから、編集したいRAWデータをまずは開く。
(Lightroomはクラウドにデータ一旦アップしないと使えないのが個人的に嫌)

開いたらまずはいつも通り適当に明るさなどを調整し、いよいよ本題の「ノイズ除去」に。
普段手動でノイズ編集する機能がある「ディティール」を開くと「ノイズ軽減」という欄が増設されていた。

「ノイズ軽減」というメニューが新しくできてる

そこにある「ノイズ除去」ボタンを押すと、サブウィンドウが出てきてノイズ除去加減の調節ができるようになっていた。とりあえずデフォルトの50のままにして「強化」ボタンを押す。このノイズ除去はAIを使用している(つまりオンラインでジェネレートしている)ので、ちょっと時間がかかる。そしてそのかかる時間は、事前に記載されている。ありがたい。

ノイズ除去加減を調整できるけど、雰囲気50がちょうどよさげ

除去後のデータはRAWではなくDNG形式として表示されるので、元のRAWデータを開くと設定はそのままにノイズ除去前のものが保存されているので、ノイズON/OFFを分けて保存しておくことができた。

ノイズ除去後はDNGデータに変換され、RAWデータはノイズ除去前までで保存される

ノイズ除去比較事例

ノイズ除去後の写真はだいぶ写真としてクリアなイメージになったように思う。


以下、前後で除去前・除去済み写真

明るい写真なのでわかりづらいが、暗い部分にノイズが結構入っていたのが除去後にきれいになり写真のパッと見のクリア感があがった。恐らく質感がわかりやすくなった点がクリア度を上げているように感じる。


以下の写真は元々「ピント甘いなぁ。でも現像してシャープ感高めようとするとノイズだらけで微妙だなぁ」と思っていた写真なのだが、ノイズ除去できたことで、かなりギリギリまでシャープ感を高められたので嬉しい。


最近は趣味でバスケ観戦の写真を撮ることが多いのだが、会場があまり明るくないことが多く、自分が使っているカメラもぼちぼち古い&明るいレンズをそんなに持っていないので、ノイズのある写真になることが多かった。


しかし今回のAIノイズ除去機能で、ある程度、見やすく写真の質を上げることができそうで推し活がより楽しくなりそうだ。
昨今は仕事の素材で使う写真でノイズ混じりのものはだいぶ減ったが、今後もしあれば仕事時の作業にも試してみたい。