これまでに何度か北海道は訪れたことはあるものの、夏や秋など過ごしやすい季節が多かった。
しかし一度くらいは雪国の雪国たるやというところを体感しに冬の北海道にいつか行きたいと思っており、それが念願叶ったのだった。
美味しいものがありすぎる北海道
一人旅の2泊3日。北海道なんてもうどこ行っても美味しいものがあるんだろうことは間違いないが、どこかおすすめの店はないかとSNSで聞いてみたところ、北海道在住の知人がよければ案内すると買って出てくれた。ありがたい。
何が食べたい?と聞かれて、無難にジンギスカンかなぁという話をしたところ「ラムしゃぶは?」と聞かれた。
ラムしゃぶ!初めて遭遇する言葉だ。
なんでも冬になると札幌民はラムしゃぶを当たり前のように食べるらしい。
なんだったらスーパーにも薄切りのラムが売ってるらしい。知らなかった。
そんな冬の定番料理、食べないわけにいかないだろう!ということでラムしゃぶ発祥の「北海しゃぶしゃぶ」に足を運んだ。
1967年創業。ラムしゃぶ元祖の店「北海しゃぶしゃぶ」
伺ったのは北海しゃぶしゃぶ 北2条店。
地下1階の入り口から入ると思ってた以上に店内は広いようだった。宴会できそうな座敷もある。
今回は2人だったので、奥にある個室に案内してもらえた。
予約してあったので机の上にはすでに鍋がセットされていた。
食べ飲み放題2時間ということで、さっそく飲み物を注文。札幌のいいところの1つは、どのお店に行ってもサッポロクラシックが置いてあることだと思う。
ビールが運ばれてきてまもなくしてすかさず、ラム肉と三元豚が登場!薄切り肉が美しい。
今回頼んだコースでは、この2種類の肉と野菜、俵おにぎり、おしんこ、麺が食べ放題になっていた。
まずはさっそくラム肉をしゃぶしゃぶ。
ポン酢ダレにつけて食べてみると……さっぱりしてうまい〜〜〜〜!
ラム肉のクセなどはまったく感じず、油もなく、お肉のうまみとタレがよくあっておいしい。
正直「こんな量食べられるのか?」と思った最初に運ばれてきた皿もあっという間に食べてしまった。食べやすすぎる。
もちろん豚もおいしいが、やっぱりラムしゃぶのさっぱりしてるのに肉っというこの感じ、札幌民が定番にしてしまうのも頷ける味だ。これで1人4,800円なら満足感もこのうえない。
このお店、現在は新潟や神奈川、東京にも店舗があるようなので個人的にもこれから毎冬の定番にしたい。
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