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褒められなくていいから勝ちたい

川崎ブレイブサンダースファミリーによって行われる12月恒例リレーブログ(アドベントカレンダー)の記事、さぁ今年は何を書こうかと11月下旬頃から頭を悩ませた。

色々なアウェーに遠征していることだし各アリーナの好きなところを語るのもいい。ちなみに数えたら今年は18のアリーナに訪れたらしい、あらあらまあまあ。

川崎の選手たちスタッフさん1人1人の良さについて語るのもいい、時間が足りないから飲み会でかな。

お気に入りのグッズやアリーナグルメについて滔々と語るのも捨てづらい、とりあえずクラフトビールの瓶は再販してくれい。あとポテチのコンソメも頼む。


しかし今この文章を書いているのは12月11日、つまり千葉戦を終えた次の日なのだが。

あ〜〜〜〜〜悔しいな〜〜〜〜〜〜〜〜

という気持ちが手放せないので、気持ちの発散にどうか付き合ってほしい。

「今日は勝つぞ」という気持ちで毎回試合を観る

これを書いている段階で、川崎ブレイブサンダースはB1で下から数えて3番目。つまり、対戦相手のほとんどは「自分たちより今シーズンの成績が結構いいチーム」ばかりだし、そのうちの三分の一は自分たちとは勝率が逆転しているようなチームだ。

だからといって「今日も負けるだろう」と思って試合を観に行ってることは一度もない。というかそんな試合観たくない。配信ですら観ようと思わない。

「今日は勝つぞ」という気持ちで、試合開始2時間前には席に座ってビールを飲みグルメを食べ、カメラ片手にそわそわしている。選手がアップに出てきた様子をみて、どんな試合になるのかなと期待に胸を膨らませている。

勝つ瞬間を観るために、北に南に時間とお金と気持ちの許す限り足を運ぶ。

「観戦」という趣味の1つだから、いつでも手放せるものではあるけど、せっかくこんなにバスケの楽しさをしることができたのだから、余裕のある間は楽しみ尽くしたい。

どんなに点差が開いてビハインドされていても、試合が終わるまで「もしかしたら」「何かどうにかして」「まだ勝てるかも」、そんな可能性を探し続けてしまう。残り時間とか逆転の理論とか、もうそういうのは知らない。最後の最後まで“勝つ瞬間”を信じて応援していたい。

だからそう信じられるプレーを、最後まで心を折らずに頑張ってほしいと、気持ちを込めて応援の声を出す。

勝った試合の楽しさが尋常じゃない

どんな試合でも観ていて楽しいけれど、それでも勝った試合の後は特別だ。大体踊りながらアリーナを後にしてる。変なやつだと思われてもいい。勝ったら嬉しいんだから、しょうがない。

負けた試合の帰り道はどうかというと、ビールでこのモヤモヤをどう流し込んで飲み込むかを延々と考えている。1人でいたら落ち込みながら1人酒してるから、一緒に話してくれたりご飯行ってくれるファミリーには感謝しかない。遠征先で1人でいても「応援お疲れ」と声をかけてくれるリモート応援している仲間がいることが心強い。あっちでもこっちでも、一緒に応援してたファミリーなんだなと感じる。

近年「川崎の応援すごい!」と褒め言葉をいただくことが増えて、それ自体は本当に誇らしいし嬉しい。ファミリー素晴らしいなと胸を張りたくなる。

でも正直......
褒められるより勝ちたい。

同じステージで勝ち負けを追い求めたい

応援は“勝ってほしい”という気持ちの表現で、褒められたくてやっているわけではない。0.1mmも褒められなくても、勝ってくれたらそれでいい。フリースローのブーイングだって、本当は全然やりたくないけれど、それがチームの勝利への応援になるんだと思うから全力で妨害する。

どうしても勝てない時間帯でも、応援がもう少しだけ選手の踏ん張る理由になれるなら、こちらも心を折らずに応援を伝え続けたい。それは試合が終わろうとも、チームが勝利を追い求める限り、次の試合に向かって応援をし続けたい。HCがシーズン途中で変わろうとも、寂しいけれど、それが勝利を1つでも多く掴み取るための判断なのだろうと思うから、もちろんこれまで以上に応援する。

川崎の“これまでの文化”と“新しい文化”が融合し作られていく過程が、今みているもの

試合中の写真を撮るのは趣味であり応援の一つで、手が塞がってるからクラップはできない代わりに精一杯声を出している。自分の在り方が正しい形だとも思っていないし、声を出さなくてもクラップしなくても、応援する気持ちがあればいいと思う。応援の仕方に正解なんてない。

でも応援の頑張りは特に評価されなくていい。むしろ悔しがられたい。「くっそーあのチームめためたいいプレーする選手ばっかりだし、応援もなんか圧すごいしなんなの!?」とかなんとか言われるくらいのチームに、みんなでなりたい。なりたいなぁ。

いや、1ファンとして具体的に出来ることなんてないんだよ、勝利のために。別に戦略考えられるわけでも補強選手を紹介できるわけでもチームのウィークポイントを分析して解決方法を提案できるわけでもないのでね。だから頑張れって言いまくるしかないんだ、聞き飽きられたとしても。期待してるよ、観てるよって伝えることは大事だと思うので。うっとうしいかもしれないけどね。

残すところ2025年内で6試合。2025-26シーズン残り39試合。
さて、どんな試合になるのだろう。

もちろん勝つ気しかしていないし、勝って美味しいビールを飲むことしか考えていない。これから全勝だってもちろんありえる、そう思って、これからも応援する。


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川崎ブレイブサンダースファミリーによるアドベントカレンダー、今年はまだ枠がいっぱいあるようなので、皆さんも何か書いてみませんか?過去の日程の枠でも登録できるよ

adventar.org

しかし今年全然このブログ更新してないな...?