大井町にはたまに、友人との待ち合わせやご飯をたべにいっていた。
そんななのにらちっともしらなかったのだが、大井町駅のすぐうらっかわにはなんとも味のある立ち飲み屋街が広がっていたのだ。
先日友人とご飯しようと行ったお店がいっぱいで、さあてとおもったところで「それなら立ち飲み屋街のほうへ行ってみようよ」と誘われ、駅の裏の細道にはいるとまるでドラマのセットのような店々がならんでいた。
焼き鳥、寿司、中華に焼肉。どこもかしこもほんとうにせまい店内で、人気店には行列がみえた。
ふらふらと店を吟味しつつ、まず1番の有名店であるという晩杯屋へ。
細道にある本店のほうはすでに満杯で列ができていたので表通りの店舗へ向かう。
店内はまるで回転寿司のようなぐるりと囲む奥行のないテーブルと、ひと1人立つのにちょうどいいくらいのスペースが。一見満員にみえたが、2名と伝えるとゆるりとスペースを空けてもらえた。
おどろくべきは一品あたり130円からというその安さ。料理のなかで1番のぜいたくはハムカツ310円。高級品は生ビール410円。刺身ですら6切れほどのって180円というから食べても大丈夫なのかいぶかしんでしまう。
しかし味はまったく問題ないどころかつまみとしてはどれもこれも最高だった。個人的にはちくわの磯辺揚げがなんとも好みだ。
1人2杯のビールとつまみを6品ほど頼んでお会計2,430円。ほぼほぼビールの値段といっても過言ではない。
おなかをふくらして次の飲み場をさがすべく店をあとに。
先ほどの裏路地にもどりふらふらと店を物色。
と、ここでさっきは見かけなかったハイボール専門店なる提灯をみつけはいってみることに。
細い階段を二階へ上がると白っぽい店内にウィスキーの瓶がつるされている。
まずはおすすめの角ハイボールを。
わっている炭酸がいいのかめちゃくちゃおいしいハイボールが楽しめた。
お店にきてた他のお客さんと話したりおごってもらったりしながら、お店を後に。
最後にまた駅の方にもどって居酒屋さんでゆっくり座って飲んで大井町をしめた。
ふらふらしていたのが金曜日だったのもあり、途中気になるお店が満員で入れなかったのでまたふらふら行きたいなと思う。