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閉店するウェアハウス川崎店へ時代ごとの記憶を思い返す

2005年12月にオープンしたウェアハウス川崎店が2019年11月17日に閉店するというニュースを聞いて衝撃を受けた。
正直いって最近は全然訪れる機会もなかったので「もしかして売上がよくないのか?」と思ったりもしたが、どうやら業務上の都合らしい。


なにはともあれ残念なことには変わりなく、久々に最後に行ってみようとウェアハウス川崎店初訪問の友人たちとでかけてきた。

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あなたのって言われても困る


2005年オープン時、見た目だけのゲーセン

オープン当初の個人的なウェアハウス川崎店に対する評価は「見た目だけのゲーセン」である。

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雰囲気漂う入り口

なんだか変な外装のゲームセンター(ゲーセン)がよく行く川崎にできたらしい、よし行くかと学生時代に友人とでかけ、その外観や入口の雰囲気にめちゃくちゃにわくわくしながら入った。
※わくわくしながらということにしているが、お化け屋敷がとても苦手なので当時はめちゃくちゃこわがりながら友人の後ろをついて行った。

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「いやこれ絶対進んだらお化け驚かしてくるやつじゃん!」と頑なに先頭を進むのを拒んだ

入口をぬけ1Fを通り過ぎ2Fに着くと、どこか異国の地にきたような感覚にさえなった。

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どこに迷い込んでしまったのか

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人が入れないような小部屋の中も装飾にぬかりがない

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これが電脳九龍城か......

こんなところが無料で入れるなんてすごい!と興奮したものだったが、その奥に進めば進むほど正直友人ともどもガッカリした記憶がある。
なぜなら肝心のゲーム機の品揃えが普通、いやそれよりちょっと物足りないくらいに感じたからだ。

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内装はめちゃくちゃすごいんだけどなぁ

当時はかなりゲーセンに行っていた。
遊びに行く先といえばゲーセンかカラオケか、あとは集まって絵でも描くかというかんじだったので川崎の他のゲーセンはもちろん、渋谷、横浜あたりもよく覚えてないけどあちらこちらに行ったり連れて行かれたりした。
そのせいもあってか、ウェアハウス川崎店は店内がものすごく横にも縦にも広いのにあんまりピンとくる機体が少ないなぁという印象だった。
あととにかくUFOキャッチャーのプライズに全然魅力的なものがない。

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UFOキャッチャーは川崎ならモアーズかダイスがいい

なので頻繁に通うことはなかったが、川崎に遊びに来た際のだべる場所としては大いに活用させてもらった。
学生的に、お金を極力使わず時間を気にせずだらりと広々過ごせてあいまあいまの暇つぶしにゲームできる適度に薄暗く明るいウェアハウス川崎店は最高のだべり場所にだった。
そして何よりこんな外装と内装なのにトイレが洋風ホテルか?というくらいきれいなことは本当に推しポイントとしてあげておきたい。

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2010年頃、4階へ足を踏み入れる

社会人になりある程度忙しくなるとゲーセンに行くことはほとんどなくなった。
学生時代は友人とでかけた時は大抵プリクラを1枚は必ず撮っていたのでなんやかんや毎回ゲーセンに立ち寄るのが、社会人になり会社の人と夜ご飯に行っても「じゃあプリクラ撮って帰ろ」とはならなくなったからだ。これはたぶんちょっと社会人になってからのカルチャーショックだった。
試しに何度か「せっかくなのでプリクラ撮って帰りませんか?」みたいに促しても「え〜いいよ〜恥ずかしい〜」みたいな反応になって、こうして人は社会に馴染んで行くのか......みたいなどうでもいいことを感じた。
閑話休題。


ということもあって、そして自分はもともとゲームやってるところを見るのが好きな派なのでやる人が周りに減り、自然とゲーセンから足が遠のいた。
代わりにカラオケの頻度が上がり、飲み会が増え、そしてあらたに「ダーツ」と「ビリヤード」という遊びが加わった。これはよく漫画とか映画とかでオトナの遊んでるやつだ知ってるぞ!ついにこのときが!みたいな気持ちである。

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いよいよ大人の社交場に

そうしてダーツやビリヤードができるようになると、そういえばと思い出すのがウェアハウス川崎店のことだった。
オープン当時はダーツやビリヤードがある4階はなんだか雰囲気が違うような気がして近寄れなかったが、今こそあそこが大いに役立つ時ではなかろうか。

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ダーツとビリヤード、別にうまくはない

思い立ってでかけてみたらそれはまさしくぴったりな環境で、広々した環境で変な絡まれ方もせずに自分たちだけで楽しめるウェアハウス最上階はとても居心地のいい場所になっていた。


2019年、閉店を知り撮影しにいく

と、そうこうしているうちにオープンから14年の月日が過ぎている。
直近でいうと、もうダーツもビリヤードも周囲からブームが去り、また川崎方面以外で集まる友人・知人が増えたので川崎に行くことが大分減り、ウェアハウス川崎店にもまったく行かなくなっていた。
そんな中で知ったた、閉店のお知らせだ。


昔は禁止されていた写真撮影が、いつの間にか許可されているということだったので最後の記念に撮影してきた。
だいぶ久々のウェアハウスに圧倒的な懐かしさを覚えた。
外観や内観は変わらずに異世界感漂っているし、UFOキャッチャーのプライズがどうしようもないのも変わらない。

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友人が持ってきてくれたおもちゃと一緒に

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どこか行けそうでどこにも行けないただしく進入禁止の通路

ただ変わったのは時代で、いまこんなに広々とゲーム機を多種多様に取り揃えているところはとても限られるんじゃないだろうか。
昔ながらのDDRやbeatmania、デジタル感溢れるjubeatなどの音ゲー系がこんなに揃っているところを久々に見たし、何より各台付近に休憩所や順番待ちスペースまで確保されているゲーセンなんて川崎に他にあるんだろうか。

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場所をとる音ゲーがそろうゲーセンはもうだいぶ少ない

近年、あちらもこちらもゲーセンが潰れたという話ばかり聞く。地元にいくつかあったゲーセンは今では一つも残っていない。
ここがなくなってしまったら、このゲームをしている人たちは次はどこに行けばいいんだろう。
いやゲームはできるかもしれないが、この場所だけがもつのんびりとした空気感のゲーセンは探しても見つかるものじゃなさそうだ。

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初見殺しの一般出口

純粋に閉店は残念でならないが、様々な思い出がつまったあの不思議なビルに感謝の気持ちをおくりたい。

【店舗情報】ウェアハウス川崎店

2019年11月17日で閉店

9時〜23時45分まで営業
神奈川県川崎市川崎区日進町3−7

www.warehousenet.jp