約1週間程、ヨーロッパ3カ国を旅することになった。
それなりに旅にはいくのでスーツケース自体もってはいるものの、以前に1週間の海外旅行にでかけたとき手持ちのスーツケースでは小さいと感じていた。3泊4日程度であれば足りるが、それより日付が多いと微妙、というくらい。また手持ちのものがわりと安く買ったものなので、あんまり車輪の動きがよくない。平らな道でも思うように進まないときがままある。1週間で3カ国まわるというコンスタントな旅に、そんな足回りのわるいスーツケースでは不安が残る。
とはいえ、そんな大きなスーツケースを購入しようにも家のなかに置き場所がない。すでに1泊2日向けな小型のものと前述したものがクローゼットの中に鎮座しておりとてもそれ以上が入るようなスペースは存在しない。持って行くバックを足して手荷物を増やすのもなんだし、なんだったらお土産をいれるスペースだって残しておきたい。大きいスーツケースがほしい……でも場所がない……。
そんなときに救いの手を差し伸べてくれたのはスーツケースのレンタルサービスだ。
今回の旅行にあたりスーツケースのレンタル体験をさせていただいたのは、評判の高いバックブランド・RIMOAのスーツケースを専門に取り扱っているアールワイレンタル。
ネット上で借りたいスーツケースを選んで日付を決めて申し込むだけで家にスーツケースが届く、という最近よくあるシンプルなレンタルサービスだが、ほかのスーツケースレンタルと違うポイントの1つはやはり高級なRIMOAのスーツケースがお得に利用できるということだろう。
今回自分が借りたのはRIMOAの中でもわりと新型タイプの「リモワ サルサエアー 84L アイスブルー SALSA AIR」。通常買うと6万円とそれなりにお値段がする。これがレンタルの場合、準備の時間も含めて8日借りると考えても1回の利用につき6,300円となる。近々10回以上そのスーツケースを使うことがあれば買った方がいいことは間違いないが、次回このサイズのスーツケースを使う予定は未定だ。借りた方が断然お得である。
申し込んだ日付に通りにスーツケーツが配達されてきた。スーツケーツがすっぽり入る段ボールはなかなか大きい。
レンタル品なので使い込まれている風なのかと思ったが、そんな様子もなくきれいなものだった。
段ボールの中にはスーツケーツと、その使い方、返却方法等が記された案内書が添付されていた。TSAのロック設定方法ものっているのでここは間違いなく設定しておきたいところだ。また、スーツケースをレンタルすると、電源の電圧機と変換機を無料でレンタルすることができるので、日本のドライヤーを使いたい場合はいっしょに借りるのをおすすめしたい。
送られてきた段ボールは返却時にまた利用するので、つぶしたり捨てたりしないで部屋のなかに置いておく必要がある。とはいえ、どうせ旅行へ出ていて部屋にいないので特にジャマにおもうこともない。
借りたスーツケースは全面がファスナーで囲えるタイプのものを選んだので、閉じるときに荷物がバラバラにならなくて本当にスッキリした気持ちになった。手持ちのものが紐でくくりつけるタイプで、あまりものをいれないとパラパラとこぼれてしまっていたのだが、お土産をいれるスペースを考えて荷物を少なめにいれてもすんなりジッパーを閉じられるのはうれしい。
旅行に行った先のヨーロッパの国々ではデコボコとした道が本当に多く、動きのいいスーツケースを借りて本当によかったとつくづくおもった。これが今まで使っていたもので行っていたら、間違いなく移動時間にもっと時間を費やすことになっていただろう。
旅行から帰ってきて、荷物をだし中を点検して段ボールにいれて封をする。
添付されていた送り先の伝票を段ボールに貼付けて、宅配の集荷にきてもらいすんなりと返却が完了した。
思ってた以上にスーツケースレンタルは便利だったので、次回もまた必要なタイミングでぜひ使ってみたい。