押印が必要な書類があるのにはんこを忘れてしまった......社会人なら誰しもそんな経験をしたことがあるのではないだろうか。もちろん準備よくいつでも持ち歩いている人もいるだろう。しかし自分はそんな出来た人間ではない。忘れ物の多い人生だ。サインで完結する社会になればいいのに。
まぁ日本で多い苗字ベスト5入りする名前を持つ自分は、売り切れてさえなければ対応するはんこがないということがない。100均でもどこでも絶対に取り扱いがあるため、はんこの入手に困ることはそうそうない。もしかするとそういう要因もあって自分ははんこを忘れるのかもしれないとおもったが、名前のせいにするのはやめておこう。
さて、そんなおり割と遅い時間にどうしてもはんこが必要になり文具屋もしまっているようなその時間、ちょうどそのとき近くにあった上野のドンキホーテへでかけた。はんこがディスプレイされているおきまりの円柱は入口すぐそばに設置されており、あいうえおと順を追っていったところでその横に設置されていたはんこ自販機を発見した。
はんこ自販機で下の名前のはんこをつくる
はんこ自販機、といわれてもピンとこない人も多いだろう。かんたんに説明すると、プラスチックや木製など何種類か用意された印材の中から好きなものを選び、文字列を画面上で作成すると、オリジナルの文字はんこが作れてしまう、というもの。苗字を何千通りと用意するよりよっぽど合理的だし無駄がない。
せっかくなのでこの自販機ではんこを作ってみることにした。印材は1番安い500円のものを選ぶ。
次にどういう内容をいれるはんこなのかを選ぶ。ここでは縦配置の文字のみの1番オーソドックスなタイプに。
そして文字を入力。最初ここで苗字のはんこを当たり前のように作ろうとしてしまったが、自分の好きな文字で作ることができるのだからそんなどこでも入手できるはんこではなく、下の名前のはんこにすればいいじゃないか!と思いついて、下の名前を入力。
文字がきまったら、フォントを選んで.......
最終イメージを確認し、作成ボタンをぽちっと。
あとはのんびり10分ほど待っていると、自販機の取り出し口からぽろんとはんこがでてきた。
オリジナルはんこに興味があったものの、受付したり時間がかかるのもめんどうだなぁとおもっていたので、この短時間と気軽さで作成できたのは本当に便利だった。もしまたはんこが入り用になったら、今度はフルネームのはんこでも作ってみよう。