11月29日18時から、『髑髏城の七人 Season月』の夜公演を見に行く予定だったが中止になってしまった。劇場のスクリーンの不具合があったそうだ。Twitterなどで情報をみるとどうやら昼公演も途中で中止になっていたようである。
主催のTBSさんからお知らせが出ました。劇場機構のスクリーンの不具合により、本日11/29の『髑髏城の七人』〈Season月〉の昼公演、夜公演は中止とさせて頂きます。本当に申し訳ございません。 https://t.co/MVwnNOB05p
— 新感線公式ツイッターです。 (@SHINKANSENinfo) 2017年11月29日
有楽町線豊洲駅から階段をあがった目の前に、公演中止になったと書かれた立て札をもった方が「本日の公演は中止になりました」と呼びかけていた。
その状況に愕然としながらも、機構トラブル、の文字列に技術スタッフさんの心境を思うとおなかが痛くなる。どうやら以前、Season風のときにも同様のトラブルがあったらしい。この演目の舞台であるIHIステージアラウンド東京は360°回転がウリだそうなので、それはもうものすごく機構が複雑なんだろうし、メンテナンスも大変だろう。
今回、遠方から来た人もいただろうし、なかなか見る時間がとれない人もいただろうし、自分も本当にめちゃめちゃ楽しみにしていて本当に本当に残念で悲しくてうまくいえないけれど、でもこれは誰も悪くないんじゃないかとおもう。そうおもいたい。
中止になってしまったのはもう事実で変えようがなく、おそらく関わった人すべてが辛い想いをもっているように感じている。キャストの方もスタッフも自分たち観る側も応援している関係者も辛い。この辛いなかでうっかり誰かのせいにしたくなるし、誰かを責めてしまいたくもなるけど、でもじゃあ誰かがこの状況を望んでそうなったかといえば違う。絶対に違う。もしかしたら人的ミスがあったのかもしれない、でもそれを狙ってやってる人は誰もいない。きっとギリギリまで劇場でどうにかしようと頑張ってくれていた人が大勢いたんだとおもう。それに駅前や劇場で公演中止の立て札を持ってずっと繰り返し「大変申し訳ありません」っていっていたスタッフの方はものすごく丁寧だった。
だからこそ、これからまだまだ続くSeason月を応援したい。辛いんだけど、中止になってしまって辛いんだけど、そこを辛い辛いっていうところに共感を呼びかけるより、これからの舞台に期待していい意味で盛り上げたい、応援したい。これから観る人たちにバッチリみてもらってガッツリ感想書いてもらえるように、『髑髏城の七人 Season月』を応援していきたい。今回の分まで次回以降、きっと力をいれてキャストさんもスタッフさんもより頑張ってくださるとおもうので、そうしていいものが観られたらうれしいな。
好きだからこそ観たかったキャストの方が、最高の状態でまた舞台にのぞんでもらえるといいな。
あと、わがまま1つ、正直なきもちとして
観たい>>>>>>>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>>>>>チケット代
なので、払い戻しっていうか、好きな日の当日券と交換できるようになるといいな、という個人的な希望をそっとおいておきたい。
12/2 追記:
『髑髏城の七人』〈Season月〉、本日12/1(金)より、通常通り公演を行わせていただきます。劇場機構は復旧致しました。本日、明日、あさって、その先も、劇場にてお待ちしております。よろしくお願い致します。 https://t.co/rNTLFnjprt
— 新感線公式ツイッターです。 (@SHINKANSENinfo) 2017年12月1日
11月30日は休演日だったため、1日から問題なく公演できていたようだ。友人が2日に観に行く予定なので感想を楽しみにしたい。