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メガネ型ウェアラブルMOVERIOを使って両目で最大320インチの映像を1人じめ

ウェアラブルデバイスがだんだんと増えてきたなかで、まだまだ色々な可能性がありそうなのがメガネ型。
GoogleGlassが一般には出回らなさそうで残念だなぁと思っていたところに、Engadget企画でEPSONから出されたMOVERIOの体験レビューを半年間させてもらえることになった。これからしばらく実際に使った様子をブログでちょこちょこと書いていければとおもう。



体験レビューにあたり、商品の基本的な説明などを聞きに新宿にあるEPSON本店にでかけてきた。

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今回お借りするのはBT-200。EPSONから出ているメガネ型ウェアラブルデバイスとしては2番目の商品になる。前作から比較して半分以上軽くなったり、フレーム部分を改善したりと気軽に使うという面において大幅な改善がされたらしい。パッと見なデザインは某ハリウッド映画のような薄めで黒めなそんなかんじ。

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まずは席について開封の儀式。いでよもべりお〜。

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入っていたものはザッとこんなかんじ。

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箱から取り出したら、まずは最初にヘッドセットに耳にかける部分のパーツを取り付ける。このパーツで耳周りがゆるくならないように調整する。

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ヘッドセットから出ているコードをスマホ的な何かに指して、スマホ的な何かの上の部分にある電源をスライドしてONにすると、しばらくしてヘッドセットに画面が表示された。フレームの両側に小さなプロジェクターが内蔵されていて、そこから端末の映像を映し出しているらしい。

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GoogleGlass等のメガネ型ウェアラブルデバイスは片目で映像を確認するものが多いが、このMOVERIOは両目で大きい画面を見られるということ、そしてシースルー(周りの風景が確認できる状態)になっているのが特徴だ。
メガネ型ウェアラブルデバイスで一番マッチングしやすそうなのは動画だが、やはり両目で見ないと疲れてしまう。しかし視界がまったく遮られてしまうと、それはそれでいざというときに困る。ということでできたのがBT-200なわけだ。

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1人で引きこもってじっくりたっぷり誰にもジャマされずに楽しむように使いたい、という場合は付属の真っ黒なレンズをつけかえるとよさそう。

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一見レンズが目の前にあってめっちゃ目悪くなりそう…と心配になるが、実は内蔵プロジェクターで数メートル先に映写しているような形でレンズ内に表示されるので「画面から離れてみてね」という必要もない。目が悪い自分はメガネなしではレンズ内の映像がぼやけてしまうので、メガネonメガネ状態で使うことになる。

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メガネを使うときはヘッドセットの鼻をささえる部分をぐいっと上げて、自分のメガネの上にひっかけるような形で楽しむことができる。ただやっぱり座りがわるくていやだなぁという人は、付属のレンズ用フレームがあるので、フレームをもってメガネ屋さんにいき度入りのレンズをはめてもらってMOVERIOにつければ、度入りMOVERIOの完成となる。

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そしてMOVERIOのレンズ内で映写される映像は、かけている人の視点の遠さで切り替えることができる。
ざくっというと、視点が近いものを見ているときの焦点にあっているときは画面が小さく、遠いものを見ているときの焦点にあっているときは画面が大きくなる。目の前の机に目を向ければ40インチテレビサイズ、20メートル先のビルに目を向ければ320インチテレビサイズになるわけだ。ここらへんはちょっとコツが必要だが、やはり1番ラクなのは寝転がりながら天井やら空を見上げて大画面を楽しむのがよさそうだ。

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この日は他にも色々な使い方や、一緒に使うと楽しいアイテムの紹介もあったが、そこらへんはまたおいおい使いながら追っかけていきたい。