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駅から5分の舞岡ふるさと村 虹の家で1kg500円のたけのこ狩りへ

たけのこを狩りたい。たけのこが狩りたい。そうおもって約1年。
去年思い立った時期がちょうどたけのこ狩りの終わりかけのゴールデンウィーク手前で、そこからどこかに行こうと思っても、どこもかしこも予約がいっぱいでなくなくあきらめた。


万全を期して今年、しらべにしらべて都心からも行きやすい横浜市内にある施設でたけのこ狩りをしてきた。

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都心からでかけてたけのこ狩りができるところはほどほどに限られている。思いっきり遠出するのもそれはそれで楽しいが、それなりな距離感でサクッと行けるにこしたことはない。
調べてみると都心近くからでは時間や対象者が限られていたり、あとなんだかやたら料金が高かったり駅から離れていたりと気軽に行こうとおもうにはハードルが高かった。
そんな中で見つけたのが、この舞岡ふるさと村 虹の家だ。体験料は大人200円、小人100円とものすごくリーズナブル。これに行かない手はない。予約申し込みが始まるタイミングでがんばって電話をかけて見事予約をゲットした。

舞岡ふるさと村虹の家



たけのこ狩り当日、電車を乗り継ぎ舞岡駅に到着。出口をでて脇の小道をまっすぐ進むとほどなくして「虹の家」という看板が見えてきた。受付で予約した名前をつげて、体験料を人数分支払う。

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またたけのこ狩りの簡単なレクチャーと、食べ方を教えてもらった。

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いざたけのこ狩りをしようとおもっても、どんな風に何が必要になるかもわからない。なので予約した際に「どんなものが必要になりますか?」と必要なものを事前に聞いておいた。


▼係の人に聞いたおすすめな持ち物
・軍手
・タオル(汗ふいたり、泥ふいたり)
・かえの靴(山の中を歩くのでドロドロになる)
・かえの服(山の中を歩く&汗をかくので必要な人は)
・シャベル(あれば。くわは貸してもらえるけどお子さん向けにあるといい)
・大きめのビニール袋(収穫したものをいれて持って帰る用)

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実際、靴は前の日の天気によりけりだが、土がわりとやわらかいのでよごれて問題ない靴が無難だろう。


軍手をつけたり靴をはきかえたりしていざ農園へ!

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ここ舞岡ふるさと村は施設周辺の農家さんと契約しているとのことで、今回たけのこ狩りをさせていただくのも農家さんの私有地の竹林になる。いくつかの農家さんに振り分けられるなかで自分たちがお世話になったのは福岡さんちの竹林。

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やさしいおっちゃんが出迎えてくれ、くわとたけのこをいれるカゴをかしてくれた。獲ったたけのこはすぐに袋にいれないと虫がわらわら寄ってきてしまうらしい。

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まずはおっちゃんに獲り方をおしえてもらう。たけのこは地面にうわってる根っこから横からうねるかたちではえるとのことで、先端が向いている方から土を掘りおこすとのこと。くわを使って周りの土をほりおこして赤いブツブツがみえるとこまで掘ったら、くわをたけのこの根本にかけてガッと根本から折る。

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一通りやり方がわかったところで、さっそくたけのこ狩り実戦!

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あちらこちらにひょっこりと出ている芽から、自分好みのサイズをがんばってみつけるのはまた楽しい作業だった。1度獲ったら必ずお買い上げになるので慎重に決めなければいけない。

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なかにはものすごい大物に出会ったりもする。

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しかし芽をみつけて掘り始めると、おっちゃんがやってるのをみたときはサクサクとはやかったのが、こちらは掘るのに慣れてもいなければくわも重くてなかなかむずかしい…。

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手でも掘り進めてやっと根本がみえてきた。

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最後に力をぐっといれれば…たけのこゲットである。

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1人暮らしなのであんまりたくさん持ってかえってもなぁ、ということで普通サイズの1つとミニサイズ、ミニミニサイズをお持ち帰り。

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掘ってる最中は夢中だが、一息つくと体の筋肉を必死に使っていたことがよくわかる疲労感。ほんのりと日差しがはいる静かでのんびりとした竹林は1日いたら相当リラックスできそうだ。たけのこ狩りに時間制限はないそうなので、お弁当もってきて食べてもいいよといわれた。ただお弁当持ち込みは農家さんによってかわるとおもうので要確認。

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最後におっちゃんに余分なところを切り落としてもらった持ち帰るたけのこのグラム数をはかってもらい、お金を払う。舞岡ふるさと村 虹の家では時期によってたけのこの1kgあたりの値段がかわり、今回予約した時期は4月半ばだったので1kg500円。もっと早い時期だと単価はあがるようだが、それにしたって安い。

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一緒に行った人で最高およそ3kg(大きめの4本)でも1500円。自分の場合はだいたい500gとちょいで、なんと350円。驚きのお安さである。あくぬきに使う米ぬかもサービスでもらえた。

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また来年も絶対きますー!と名残惜しみながら竹林をあとにした。

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ふるさと村のほうではたけのこ祭りが開催されていて、おおぶりなたけのこに人だかりができていた。

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帰り際、そこでうっていた竹の子コロッケをもぐもぐ。家にかえったらあくぬきをがんばらねばと気持ちを新たにした。

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虹の家ではたけのこ狩りの他にも季節によって色々な野菜の収穫体験や、そば打ち、ウィンナー作りなど色々な体験ができるようなので、ほかの体験にも参加しにいってみたい。