ふらりとでかけた武蔵小杉駅前の一角で、パンフェスが開催されていた。
東横線沿線の人気パン屋が2日間の間で15件集まって、とっておきのパンたちを販売するというパン好きにはときめくイベントだ。
あまり前情報もなく、パン屋に詳しくもないのでふらふらとおいしそうなパンを見繕っていたところで、1ヶ所伸び続ける行列を発見。
どうやら13時から都立大学にある「パン工場 寛」が90斤限定で販売されるということでそれを待っているらしい。そんなに並ぶってことはおいしいってことかなぁとミーハー心で並んでみる。
都立大学からできたてのパンをかかえて自転車でやってきたオーナーさんが、1人1人にパンを渡していく。
購入した食パンをかかえてさっそくランチタイム。
食パンは1斤270円。一般的な食パンよりもこぶりだ。
包丁で切ろうとするとやわらかすぎてなかなかきれいに切れない。
ふわぁっとした弾力のある様子に切りながらも心が踊る。
まずはそのままの状態でかじってみるとやさしさのあるもちもち感がおいしい。
せっかくなので軽くトースト。するとまわりはサクサク、なかはもちふわ。パンだけでも贅沢感。
国産小麦と自然酵母、塩と果糖しか使っていないシンプルさが売りで、普段は予約のみ。焼きたてをお届けしてくれるとのことで、毎朝おいしい食パンを食べたい人にはたまらなそうだ。
食パン以外のパンは土日に少しだけ売っているそうなので、今度はお店まで買いに行ってみたい。