お友達のミエさんが整理収納アドバイザーの資格をとりヒバリ舎というお片づけのお仕事を始めたとのことで、お片づけセミナーのモニターに行ってきました。
セミナーの場所はご本人のご自宅。
小学生の娘さんと旦那様と一緒にいま暮らしています。
これまでにもご自宅には何度かうかがっていましたが、いつ行っても季節にあった飾り付けやセンスのいいインテリアで過ごしやすいお部屋になってて、ステキだなぁと思っていました。
ただそんな以前の状態も実は根本的なところが間違っていて、彼女はとても日々の片付けに苦労していたそうです。
まず、セミナーで部屋がいい感じだとどのようないい効果があるのかを聞きました。片付けのメリットを明確に受けとめることで片付けへのアクションがおこしやすくなるんだとか。
まぁここらへんのメリットはなんとなくわかってる人も多いと思いますが、それでもなぜだかすぐちらかるし、うまくインテリアコーディネートできないし、どうしたらいいのかよくわからないんですよね…
そんな人の片付かない原因は、だいたいこの6つらしいです。めんどくさいとかモノが多いとかまさに自分のことすぎてつらい。
そんなめんどくさがりな人のやる気スイッチを押すには…アレをアレするんだとか…そこらへん気になる人はセミナーで…!
まぁとにもかくにも実は部屋を整えるのにはちゃんと段階があって、それの最初の方をすっとばしてみんな片付けようとするから、片付けで苦労するし、きれいに飾り付ける余裕がないのだということらしいのです。
まず、モノを片付ける(収納する)ためにはモノを整理する必要があります。
部屋の中にいらないものがある、部屋の中でモノが使う用途同士でグルーピングされていない、そんな状態だと、いくら片付けたようでいてもモノが整理されていないので結局ごちゃごちゃして片付けるのがめんどうになっちゃうという不のスパイラルができてしまうそうです。
彼女自身も、これまではモノを整理せずに片付けていたので余計な労力がうまれ片付けに疲れていたけど、きちんと整理してから収納することによって、どんなにちらかってても部屋が5分で片づくようになる使いやすい部屋ができたそうです。
片付け、とさっきから一言ですませちゃっていますが、片付けの中には整理→収納という手順が含まれているってことですね。
さて、部屋を見回して整理しはじめると何かしら捨てられるものが出てきたりします。
とはいえ、彼女は断捨離みたいにモノを究極まで捨てる、みたいなのはあんまりすすめておらず、本当に使うもの、または本当にちゃんととっておきたいもの(モノとして使うのではなく思い出そのものになっているようなもの)を1つずつモノと向かいあって、いるいらないを考えてみるのが大事なんだそうです。
なんでもポイポイ捨てちゃうとリバウンドしてまたモノを大量に部屋に入れてしまったり、モノを捨てることに執着してしまったりするそうなので、目的は捨てることでなくてあくまでもモノの整理だということです。
そして次に大事なのはグルーピングという考え方で「同じ種類のものを同じ場所にしまう」ではなくて「Aという行動をするときに必要になる道具をまとめてしまう」ということなんだとか。
だいたいが種類別にしまっている人が多いと思いますが、よくやる行動の中で使うものがそれぞれ別の場所にはいってるとそれぞれを元にもどすのがめんどうになるので、それなら使うものをセットにしてしまっちゃえってことです。なるほどねー。
グルーピングについては彼女自身のブログにもかかれているので参考までに。
いつも一緒に使うモノ
http://hibarisha.com/archives/686
あんまり片付けというアクションに対して真面目に考えたことはありませんでしたが、この日一日で、片付けって「部屋をきれいにする」というだけの意味ではなくて「生活をラクにする」っていうライフハック的なものなんだなーと勉強になりました。
帰って部屋中のモノを整理しはじめたのはいうまでもありません…。
これから色々お片づけに関するセミナーをされていくそうなので、気になる方は公式サイトからどうぞ。