ホテルでアフタヌーンティーをゆるりと過ごすのが好きだ。
目白にあるホテル椿山荘にも、アフタヌーンティーを楽しみにこれまでに何度か足を運んでいる。
数年前のちょうど今頃、アフタヌーンティーを味わいにきたら偶然にも「ほたるの夕べ」なるものが行われており、椿山荘の庭園でホタルを見ることができた。
また久方ぶりにホタルを見に行きたいなぁとおもいたち、友人を誘って椿山荘へとやってきた。
ル・ジャルダンでロクシタンコラボのアフタヌーンティー
せっかくなので、ホテル内のロビーラウンジ「ル・ジャルダン」でアフタヌーンティーをすることに。
ちょうど期間限定で、ボディケアクリームで有名なロクシタンとコラボしたメニューがあり、そちらを予約。
ここは椿山荘の自然豊かな庭園を大きな窓から楽しむことのできるカフェで、宿泊客はもちろん、アフタヌーンティーを楽しむためにも多くの人が訪れている。
ル・ジャルダンのアフタヌーンティーのいいところは、なんといっても定番のお皿が三段になってでてくるアフタヌーンティースタンドで料理が運ばれてくること。そして飲み物が選び放題、飲み放題というところだ。
アフタヌーンティーは場所によってスタンドを使わないところ、また飲み物を1種類しか頼めないところもあるので予約する際は気をつけておきたい。
今回のロクシタンコラボメニュー「L’OCCITANE Verbena Cute Tea」では最初の1杯にシャンパンがついてきたので、まずはそちらで乾杯。
コラボメニューには特製のアメニティがおまけでついてきた。うれしい限りだ。
庭園の風景を見つつ話をはずませながら待っていると、スタンドに盛られた料理が運ばれて来た。
ここまでアフタヌーンティーと繰り返しいってきたところで1つ注釈をくわえなければいけないのだが、こちらは夜メニューとなる。今回のロクシタンコラボメニューは12時〜18時までの通常のアフタヌーンティーメニューと、18時以降に注文できる夜茶会メニューの2つにわかれている。
ホタルを見るには外が暗くならないといけないのだが、土日のアフタヌーンティーの昼予約は12時ピッタリのみの受付しかなかったため、18時からの夜メニューで予約したというわけだ。
昼と夜とでメニューが1番ちがうのは、スコーンがあるかないかということ。ここのスコーンは絶品なので、ちがう機会にまたきたい。
▼今回予約したメニュー
▼プラン一覧
食べ物は全体的にハーブ系のさっぱりとした味で、暑さを感じるようになってきたこの時期でも、甘いものがするするとおいしく味わうことができた。
今回はアフタヌーンティーにしたが、ほたると関連したビュッフェや宿泊プランなんかも提供されているので、もっとのんびりじっくり楽しみたいという人は、そちらもチェックしておくとよさそうだ。
庭園でホタルを鑑賞
お茶を楽しみ外も暗くなっていい頃合いということで、ホタルを見にホテルの庭園に向かった。
庭園はホテルのあちこちに入口があるが、1番わかりやすいのは正面ロビーにある階段だろう。
看板を目印に庭園へ降りて行くと、道が暗いので誘導する人がたっていたり、ブラックライトで誘導灯が設置されていたりする。
それらをたよりに川のほうへ進んでいくと…
ほわほわと光るホタルが見えた。
カメラの技術が残念ながら高くないのできれいに撮影はできていないが、なんとなく雰囲気が伝わればとおもう。
以前に見に来たときよりも時期がよかったのか、かなり多くのホタルを見ることができた。
ただ、庭園中央の細長い川の周りにしかホタルはいなかったので、広い庭園でそこを見逃してしまうとホタルがうまくみられない、なんて人もいたようだ。
また前回きたときは平日だったのだが、今回は土日ということもあってかかなり多くの人が押し寄せていた。
ゆっくり見るなら平日会社帰りに少し寄り道…というほうがいいのかもしれない。
庭園自体はいつでも無料で解放しているので、好きなタイミングで見られるのはとってもうれしい。都内でこんなに簡単に、そしてゆったりホタルを見られる場所なんてそうそうないだろう。
ホテル椿山荘の最寄り駅はJR山手線目白駅だが、目白駅から歩くと20分ほどかかるのでそこからバスに乗るか、もしくは品川、池袋からもバスが出ているので行き方は事前に調べていったほうがいいだろう。
ホタルは5月下旬から6月下旬くらいまでで行けば誰でも見ることができるので、ふらりとまた行ってみたい。