今年は特に暑さが厳しいとあちらこちらで暑さにうめく声があがっている。
そんな夏の暑さに負けないために、スタミナをつけるのは大事なことだ。
7月のおわり、日射しがザンザンとつきさすように降り注ぐ夏の真昼に吉祥寺にある「肉山」へと足を運んだ。
このお店は都内で開催される肉フェスには毎回ブース出展する人気店で、通常の予約もおいそれととることはできない。今回は予約をいれてくれた人にお誘いいただき、初登山とあいなった。
吉祥寺駅から10分少々あるいたところに今回の目当て、肉山はあった。しらなければ通り過ぎてしまいそうな小さな看板である。
店に入るとまず目を奪われるのは壁一面に書き巡らされた落書き、いや、漫画家さんによるサインと代表作のキャラクター絵だった。漫画好きにはご褒美以外の何ものでもない環境である。好きな作家さんを見つけてはテンションがあがる。なんだこれすげぇ。
そんなすきにお通しが運ばれてきた。
とりあえずビールを注文。ビールがそそがれてきたグラスはうすはりだった。ビールがうまい。
ビールを飲みながらお通しをつまんでいると「暑いでしょう、よければこれを」と渡されたのは、店長の似顔絵がかかれたうちわ。おちゃめか。
店中にひしめくおいしそうな匂いと煙りにいまかいまかと気がそぞろになる。
そんなところにあらわれたのは厚切りお肉のパテ。
これがまぁワインにあわせたくなっちゃういいお味で、そしたらもう頼まないわけにはいかなくて。ワインをボトルで注文。
ああ〜ワインとパテってなんでこんなにあうんだ。パテにいやなくさみもなく、口当たりよく、軽やかでうまい。
そんなパテに酔いしれているところに出て来たのはソーセージ。これもまた肉々しさたっぷりだ。
いうまでもなくジューシーで、濃いめに下味のついたソーセージは酒のお供に最高だった。
ワインをそそぐグラスがさりげなく29なのもまたいい。おちゃめか。
そしてお次にでてきたのはエリンギ。火をとおしたとは思えない程のほくほくさ。
ソーセージの濃さをほどよく落ち着かせてくれて、なおかつうまい。エリンギうまい。
そしていよいよお待ちかねの焼肉!ハラミが登場。
みるからにとろんとやわらかそうで、お肉のうまさにあふれている。
はぁ、うまい。
そして間をおかずにでてきた焼きアスパラ。
緑の野菜のなかで1番大好きな焼きアスパラ。ほくっとするっと食べてしまってあっという間になくなった。
まだまだくるよ、豚ロース。
一見あぶらがくどそうにみえるけど、なんともまぁ程よいくちどけ感においしいあぶら。
よくない、よくないよ。おいしいあぶらなんてよくないよ(もぐもぐ)。
でもこの後すぐに山盛りきゅうりも食べたので相殺ってことでいいのだろう。
そしてどれが何かわからなくなってしまったけれど、とりあえずおいしかった焼肉バンバンバンと3種。
もう見ていただければわかるとおもうが、うまいぞこれ。まじで。
ここでお土産に肉ピンバッチをもらう。おちゃめか。
最後の締めに、たまごかけご飯かカレーライスを選べるということで、自分はカレーライスを注文。
辛すぎず、肉のうまさがたっぷりしみでているカレールーはこんなに食べた後でもあっという間に食べ尽くしてしまった。
おなかに余裕のある人は両方頼んでいた。自分もまだまだ修行が足りない。
帰り際にお店の様子をもう1枚、とおもったら店長にピースされた。おちゃめか。
そんなこんな食べて飲んで、しめてお会計6500円ほど。ああ満足した。
肉から、そしてお店から、あらんかぎりのスタミナをもらったので夏も乗り切れそうだ。